BEAUTY

-417、それは感覚を刺激するスキンケアプロダクト

by ISRAERU 編集部 |2021年09月14日

芸術と自然、その二つが組み合わされた「-417（マイナスフォーワンセブン）」は、使う人の感覚を刺激する、そんなスキンケアブランドです。この名前は、ブランド創設時の死海の海抜に由来します。海面下マイナス417m、それが死海の海抜なのです。今回、ISRAERUでは、このブランドのオーナーであるモティー・フライドマン氏から、ブランドにまつわる物語、そして製品ラインナップの詳細をお聞きすることが出来ました。

芸術家から化粧品業界へ

-417オーナーのモティー・フライドマン氏は、創造という行為に幼い頃から惹かれ続けてきました。美術教師を母親に持った彼は、自身の周りのあらゆる物にそのクリエイティビティを発揮し続けます。彼は、その成長過程で、様々なアーティストの主催するワークショップに積極的に参加してそのインスピレーションを高めると共に、自身は彫刻家としての才能を磨いてきました。

しかし次第に彼は別の分野に興味を抱き始めます。

「もちろん芸術の世界を愛してはいました。でもね、僕は、そこに囚われすぎてしまう事を恐れたんです。芸術を、自分の人生の主題とするのではなく、ちょっと離れた所から眺めてみたかったのですね。でも結局、この芸術の中に消え去って行こうとする姿勢は、僕にとって、日々の生活を超えた喜びになりつつあります。」

2003年、死海のほとりに仕事場を構えた彼は、投資家から「-417」というブランドの仕事を持ちかけられます。そして、彼はそのブランドオーナーとなりました。

化粧品業界への転身はスムース行われました。半生をかけた彫刻の分野で人間の顔に関する研究を深く行ってきていましたし、そんな芸術への情熱を、美と天然原料へとつなげていく事は、彼にとってとても自然な事だったのです。

そのような訳で、彼の -417にかける想いは、スタートの時点から非常に大きなものとなりました。

「全くのゼロからのスタートでしたが、このブランドは将来絶対に世界的なブランドになると確信していました。実際、最も大変だった事は、成功する前に、その成功をどうちゃんと思い浮かべるか、っていう事でしたからね。」

そして現在、-417は様々なパートナーを通じて、全世界で販売されています。

「僕のインスピレーションはね、常に芸術と自然の狭間で働くのですよ。」

「-417」は、単なるスキンケアブランドではありません。ユーザーの使用に合わせ、全ての製品が、ユーザーの感覚を表に引き出してくれるのです。箱を開けた途端に香る豊かなアロマ、お肌が喜ぶローションの成分、そして長持ちのするその効果、その全てが、類まれな感覚をもたらしてくれるのです。

もう一つのブランドの特徴は、自然との繋がりです。-417には、死海のミネラルがその主成分として使用されているのです。

「この宝物とさえ言える死海のミネラル成分を-417に使うのは、とっても自然な発想でしたね。この死海の特徴を、この化粧品をお使い頂く事で、どんな方でも体験することが出来るのです。そう、死海はとても健康に良く、そしてエイジングケアの効果がよく知られています。お肌にとって、本当に驚くべき効果があるものなのです。」

自然との繋がりは、それだけではありません。-417の全ての製品の成分は、その85％以上が天然由来の原料であり、95％の製品は植物性、そして全てのパッケージはリサイクル可能です。

そして将来には、プラスティック原料の削減に向け、リフィル用の製品ラインを発売していく予定です。

製品開発のみフォーカスした会社方針

-417の新製品開発には、通常1年以上の時間がかけられます。消費者のニーズをしっかりと取材します。新たアイデアは、実際のユーザーのフィードバックから生まれるのです。

「アイデアが出てくると、僕らはその製造試験に取り掛かります。そして、僕らが持つブランド価値をより高めていくためには、何が新たなツイストとして必要かを探っていくのです。そこには、ユーザーの使用感とその効果を、如何にクリーンで自然由来の材料から作っていくか、この二つのゴールを同時に目指そうとする、様々な研究が待ち受けているんです。」

化粧品の成分を決定していく過程では、死海の成分に精通したプロの化学者チームが共同で研究にあたります。その素晴らしい死海の成分を出来る限り保った上で、最終の製品化に向け香りを調合していくのです。