家賃も、外食も、スーパーマーケットでの買い物も、日用品もすべてが高いイスラエルにおいて、比較的安く購入できるのが野菜や果物。今回は、日本では余り見かけないけれど、イスラエルではよく食べられている野菜【その2】についてご紹介します。【その1】はこちら
フェンネルは、地中海が原産のハーブ。古代ローマ時代から、食用や薬用として栽培されていました。ウイキョウとも呼ばれ、日本には平安時代に中国を経由して伝わったと言われています。
肥大化している茎の下部は、生で食べるとセロリのようなシャクシャクした食感で、熱を加えると玉ねぎのように甘くなります。
ヘブライ語でバタータ（Batata）と呼ばれる、実がオレンジ色のスイートポテト。実はスペイン語でもBatataはスイートポテトを意味し、またポルトガル語他いくつかの言語ではジャガイモを指すんです。
日本のさつまいもより水分が多く、お菓子のスイートポテトなどを作るのには向いていません。
こちらはキシューと呼ばれるズッキーニの一種。日本でも実濃い緑色のズッキーニはよく見かけますが、イスラエルで主流なのはこちらの薄緑色の品種です。
色が淡いためか、ズッキーニにありがちな青臭いクセをあまり感じません。果肉はみずみずしくほんのり甘味があり、生食しても美味しいです。他に、黄色（ヘタが緑）のズッキーニもよく見かけます。
イスラエルでは、日本でもシシリアンルージュなどの名前で売られている楕円形のミニトマトがポピュラーです。こちらは丸型の品種に比べやや大型で糖度が高く、果皮が薄くて食感が良いため、スナック感覚で食べられます。
赤や黄色、オレンジ色の品種があり、生食でも、加熱してもその甘さを楽しむことができます。
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