2021年度版「世界の生活費が高い都市ランキング」で、香港とシンガポールを抜きテルアビブが1位になりました。2023年には同8位となったものの、まだまだ家賃も、外食も、スーパーマーケットでの買い物も、日用品もすべてが高いイスラエルにおいて、比較的安く購入できるのが野菜や果物なんです。今回は、日本では余り見かけないけれど、イスラエルではよく食べられている野菜【その1】についてご紹介します。
丸、または紡錘形の形状のコールラビ（Kohlrabi）はアブラナ科の野菜。名前の由来はドイツ語の「キャベツ（Kohl）」と「ナブ（Rübe）」を組み合わせたもので、味はキャベツの風味と甘みのあるカブといった感じですが、カブより火が通りやすいのが特徴です。
低カロリーかつ、食物繊維、ビタミンC、カリウム、ビタミンB6などの栄養素が豊富。紫色の品種もあり、生で食べても美味しいですよ。
アーティチョークは、地中海沿岸原産のキク科チョウセンアザミ属の多年草。店頭で売られているのは花の蕾の部分であり、丸ごと茹でて鱗のようなガクをむき、ガクの根元の部分を歯でこそげるようにして食べるのが一般的です。
ハートと呼ばれる花の芯の部分はタケノコにも似た味がする、主にヨーロッパで愛されている春野菜です。
ビーツ（テーブルビート）は、ヒユ科フダンソウ属の根菜で、てんさい糖の原料となる甜菜の仲間です。ショ糖を多く含むため、食べると甘みが感じられます。
茹でたり焼いたりして調理されることが一般的ですが、生でサラダに加えたり、スムージーに入れても美味しいです。色素が服についてしまうと大変取れづらいので注意が必要。
甘みのあるさわやかな香りが特徴の、セリ科のハーブの一種ディル。魚介のマリネやスモークサーモン等、魚料理によく使われ、「魚のハーブ」とも呼ばれます。
サラダやスープにも使われるほか、ヨーグルトやクリームチーズ、マヨネーズ、卵とも相性が良く、ポテトサラダなどに入れても美味しいです。
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