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TRAVEL

イスラエルの世界遺産7か所を全てご紹介

by クニコ コーヘン |2020年11月02日

シャローム  hello こんにちは。イスラエル在住のクニコです。


地中海に面した国、イスラエルは細長い国で、総面積は22,072 km2、国土の長さは470 kmほど。幅は一番広いところでも135 kmです。イスラエルは古代から文明が発達していたパレスチナ地方にあり、歴史的、宗教的な見どころが多くあります。最大の観光名所は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三大聖地であるエルサレムの旧市街です。


今回はイスラエルの世界遺産全7ヶ所をご紹介します。


エルサレム
エルサレム

1.エルサレム旧市街とその城壁群

キリスト教、ユダヤ教、イスラム教全ての聖地とされるエルサレムには、過去も現在も殉教者が耐えません。嘆きの壁やゴルゴダの丘、岩のドームなど、宗教色の濃い歴史的建造物の多い都市でもあります。

周辺都市は情勢が危うく、また宗教間で歴史を通して領有権が争われてきたことなどから、最も長い期間危機遺産として登録されている物件です。


嘆きの壁
Photo by Noam Chen (Provided by The Israeli Ministry of Tourism)

2.マサダ ユダヤ人最後の砦

死海の西側にある巨大な自然の要塞です。周りの平地からほぼ垂直に約400mの高さに位置し、ヘロデ大王により、紀元前25年に工事が完成しました。城壁、見張り塔、宮殿、倉庫、浴場、そして水槽まで用意されています。紀元70年、ローマによってエルサレムが陥落し、追われたユダヤ人がここマサダに逃げ込み、3年間の篭城の果てに、最後はローマの奴隷になることを拒んで、967人が集団自決をしました。


マサダ
Photo by Itamar Grinberg (Provided by The Israeli Ministry of Tourism)

3.テルアビブの白い都市

ヨーロッパで生まれたバウハウス様式が、イスラエルの地中海性気候と砂漠性気候の中で独自の発展を遂げ、イスラエルに帰還する人々のために次々と建てられていきました。
特にテルアビブでは、白色や明るい色の建築群が今もなお4000軒を数え、20世紀前半の都市計画や建築を考える上で大変に重要な遺産となっています。


テルアビブのホワイトシティ
Photo by Dana Friedlander (Provided by The Israeli Ministry of Tourism)

4.アッコ旧市街

イスラムの要塞湾岸都市で、紀元前1700年頃に貿易で繁栄したアッコ。18世紀から19世紀にかけて、城壁に囲まれた都市内にモスクや公共浴場などが造られました。また、十字軍の終焉の地となったアッコの地下には十字軍の遺構がほぼ完全な形で保存されており、貴重な史料となっています。これらが評価され、2001年に世界文化遺産に登録されました。



5.ハイファ及び西ガリラヤ地方のバハイ聖地群

バハイ教は、バーブによるバーブ運動をきっかけに、バハーウッラーによって創始されたイスラム教系の新宗教で、ハイファにはバハーウッラーの墓、バーブの霊廟など、26の建築物が2008年より世界文化遺産に登録されています。ここには教団本部棟をはじめ、住居、庭園、墓地などがあり、バハイ教の信者達にとっての聖地となっています。



6.香料の道-ネゲヴ砂漠都市

紀元前2世紀頃から紀元3世紀頃のナバテア人の都市遺跡。ハルザ、マムシト、アヴダット、シヴタの4つの都市遺跡と、6箇所の城塞・隊商宿、キャラバンが通った交易路の一部、そして交易路に打ち立てられた22箇所のマイルストーン群などが世界遺産の対象で、数十キロくらいの範囲で点在しています。荒涼とした砂漠地帯は地球のスケールを感じさせるスポットでもあります。


Photo by Dafna Tal (Provided by The Israeli Ministry of Tourism)

7.聖書時代の遺丘群-メギッド、ハツォール、ベエル・シェバ

イスラエルには、テルと呼ばれる遺丘(=先史人の丘状の居住地)が200ほど残っており、その中でも代表的なもので、旧約聖書に登場する3つの丘、メギッド、ハツォール、ベエル・シェバが世界遺産の対象になっています。当時の水利施設や建造物の跡などが、青銅器時代から鉄器時代にかけての都市の様子を伝えている点でも歴史的価値が評価され、2005年に世界文化遺産に登録されました。


Photo by Itamar Grinberg (Provided by The Israeli Ministry of Tourism)

いかがでしたか、深い歴史を持つイスラエル。世界遺産に登録されている遺跡の豊富な国です。

一方では、ヨーロッパのような街並みのお洒落なカフェやショップでエンジョイすることもできる国です。是非、一度イスラエルにお越しいただき、歴史とハイテクの共存する世界を実感してください。

それでは、次回をお楽しみに!レヒトラオット!さようなら