
世界各国の食品・飲料が集結するアジア最大級の総合展示会FOODEX JAPAN 2025に、イスラエルパビリオンが出展。イスラエル発の最先端のテクノロジーを駆使した、革新的で健康志向の高い食品・飲料をご紹介します。
目次
Good Food – 自然の恵みを閉じ込めた至高のドライフルーツ

ヨルダン渓谷で育ったメジョールデーツは、一般的なドライフルーツとは異なり、みずみずしい食感や自然の甘み、大きい実などが特徴的です。
このメジョールデーツは、収穫後ほとんど手を加えない状態で保存されていますが、独自の真空パック技術を用いて、最大18ヶ月の長期保存を実現しています。

さらに、イスラエルでは環境配慮の観点から透明なPET素材をパッケージに採用し、中身が確認できることから消費者への安心感を提供しています。密閉性が高く、開封時には「プシュー」と空気が抜ける音がするほどの高い保存性を誇り、採れたてのような新鮮な味わいが特徴的でした。
PRINIV – 独自の技術が生み出す健康ジュース

イスラエル発の飲料メーカー「PRINIV プリニブ」。展示されていた中で注目したいのは、果糖の摂取を控えたい人のために特別に開発されたオレンジジュースです。最大の特徴は、新鮮な味わいと栄養価はそのままに、果物由来の果糖を33%カットする独自技術を採用しているところです。
また、この技術により無添加ながらビタミンやミネラルを損なわず、常に高品質なジュースを提供できること。しかも、搾りたてのようにフレッシュな味わいで、甘さは控えめでありつつも自然な美味しさが際立ちます。
他にも、ザクロやレモンなど、豊富なラインナップが揃っているのも魅力のひとつです。
ASIF – クスクスの新たなスタンダード

イスラエルの代表的なソウルフードのクスクスは、日本のお米のように日常的に食べられています。「ASIF アシフ」が手がけるクスクスは、パスタともち米の中間のようなもちもち食感が特徴で、日本人にも好まれる味わいです。
このクスクスはBRC(British Retail Consortium)認証を取得し、最先端の製造技術と高度な品質管理のもとで生産されています。この生産過程では、人の手を加えず全て機械化することで、常に安定した品質を実現。さらに、通常サイズのクスクスに加え、大きいサイズやお米型、子ども向けの数字・動物型など、多彩なバリエーションがあるのも魅力です。
AFIFIT – 次世代のクラッカー・スナックメーカー

クラッカーやスナックを手がける「AFIFIT アフィフィト」では、同社の独自技術により、炭水化物を最大80%カット。さらに、タンパク質含有量を37%まで増加させることに成功した新しいクラッカーなのです。

炭水化物を減らすと食感が損なわれやすいとされていますが、プロテインを活用することで、サクサクとした食感を実現。クラッカー本来の軽い口当たりはそのままに、栄養価に配慮。この技術は最近開発されたばかりで、消費者に低脂肪・健康を意識した食生活を提案することを目的に生まれました。イスラエル企業の卓越した技術力を改めて実感するアフィフィトの新商品です。
Sanlakol – 新鮮な野菜を味わえるソース

アフィフィトのクラッカーと相性抜群のソースや缶詰を展開する食品メーカー「Sanlakol サンラコル」。国産野菜100%使用の缶詰やソース、調味料が人気のサンラコル。なかでも、野菜本来の風味を活かしたボロネーズソースや、イスラエルの伝統料理であるひよこ豆をペースト状にしたフムスなどは、クラッカーと一緒に食べると、サクサク食感と旨みが絶妙にマッチし、より美味しく楽しめます。

キューブ型の調味料も展開しており、冷蔵庫から取り出してカレールーのように割るだけで適量を使える便利な仕様になっています。手軽に本格的な味わいを楽しめるのが特徴です。
イスラエルの食とテクノロジー
イスラエルの食品産業は、最先端の技術を取り入れながら、健康的で持続可能な食品づくりを進めており、品質と使いやすさを追求し、世界の市場でも注目を集めています。
FOODEX JAPAN 2025は、イスラエルの食文化と技術力を実際に体験できる貴重な場となりました。これからも、食の未来を切り拓くイスラエルの食品や飲料に注目が集まりそうです。
・Good Food
・ASIF