シャワルマは、日本ではトルコ語の「ドネルケバブ」として知られています。羊肉や鶏肉を金属製の串に刺して回転させながら焼き、焼けた表面から削ぎ落としていきます。サラダやフムスと一緒にピタパンに挟んだり、ラファというイラク起源の平たいパンで巻いたりして食べます。
映画「アベンジャーズ」でもヒーローたちがシャワルマを食べるシーンがありますね。お好みでテヒナソースとアンバ(マンゴーのスパイシーソース)をかけて、豪快に召し上がれ!
ファラフェルは、水で戻して潰したひよこ豆に香辛料やガーリックなどを混ぜて丸め、油で揚げた中東で一般的に食べられている料理です。シャワルマ同様、ピタパンにフムスや野菜とともに挟んで食べるのはもちろん、お皿に敷いたフムスの上に盛り付けられて出てくることも。近年、ヴィーガンブームに乗って日本でも注目され始めています。
牛肉を塩漬け後に燻製して香辛料をまぶした「パストラミ」は、19世紀後半に東欧ユダヤ系移民によってアメリカに持ち込まれました。映画「恋人たちの予感」の舞台になったことでも知られる、NYのコーシャーデリ「カッツ(Katz’s)」の人気メニューであるパストラミ・サンドはNYを代表する名物です。
お好みのパンに、レタスやトマトと共に挟んで食べますが、イスラエルではチリペーストやスフーグというイエメン起源の唐辛子ペーストをお好みで追加します。
人種の坩堝イスラエルでは、ナポリ、フレンチ、様々なスタイルのピッツァに出会うことができます。なんと、飲んだあとの締めはラーメンではなくピッツァ!週末は深夜までピッツァショップが賑わいます。
コーシャー(ユダヤ教の食餌規定)では、肉と乳製品の組み合わせはご法度であるため、野菜やオリーブ漬けとチーズ、アンチョビなどがトッピングされています。