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オープンキッチンを囲む、カウンターテーブル席のみの特別な空間でフルコースを堪能
オープンキッチンのOCD RESTAURANT(オーシーディ・レストラン)は、カウンターテーブル席のみで、シェフ達の忙しくも、華麗なパフォーマンスを目の前で満喫することができる、斬新なスタイルのレストランです。
12皿以上のテイスティングメニューを完全フルコースで堪能することができ、メニューはデザートが終わるまで出てきません。その代わりに、お料理毎の説明を口頭で添えてくれます。旬な食材とイスラエル産の野菜やハーブ、地元で獲れたお肉やお魚など、ほとんどをイスラエル国内でまかない、一皿、一皿にストーリーがあるお料理を提供してくれます。さらに、このテイスティングメニューは年に2～3回更新されます。
OCDは、シェフレストランでも最高峰。お料理のみならず、サービスも別格
OCD RESTAURANTは、シェフであるRaz Rahav（ラズ・ラハヴ）氏がアジアや世界の料理にインスピレーションを得た料理で構成されます。イスラエルでは、このように特定のシェフが率いるレストランを「シェフレストラン」と呼び、上級なレストランとしての位置づけがされています。もちろんサービスも一般的なカジュアルレストランとは一線を画します。特にOCD（細部まで気にする性質）はその名前の由来にもあるように、お料理は飾り付けの隅々まで丁寧な仕上がりで、サービスも気配りのできた相当なものです。
完全フルコースであっても事前に伝えれば、かなりフレキシブルに対応
ベジタリアンであったり、ビーガン（ベジタリアンが肉や魚を食べないのに加え、ビーガンは卵・乳製品なども一切口にしません）、妊娠中、アレルギー、宗教上の理由で食べることができない食材など、OCD RESTAURANTは完全なフルコースであっても、予約時に食事の嗜好や制限を伝える事で、フレキシブルに対応してくれるのも大きな特徴です。イスラエル人は、食の好き嫌いをはっきりと伝える傾向があります。細かな要望でも事前に伝えたのであれば、出来る限りの対応をしてくれます。
世界でも認められたOCD RESTAURANTの評価
2018年に、フランスの著名なレストランガイドであるGault&Millau（ゴ・エ・ミヨ）は15年の時を経て、イスラエルに戻ってきました。そして当時27歳であったRaz氏が率いるOCD RESTAURANTに、もっとも高い評価となった16ポイントを与えました。なんと、OCDはイスラエルで一番美味しいレストランとして評価されたのです。Raz氏が当レストランを創業した時は若年24歳です。わずか3年でイスラエルでナンバーワンのレストランに選ばれたことになります。
今後もイスラエルの料理界で活躍が期待されるRaz氏について
Raz氏は英国、ロンドンのBubbledogsで料理の世界を初めて学びました。学生時代は法学部で、料理学校を卒業したわけではありません。そしてイスラエルに戻る直前の一年間を米国、ニューヨークで過ごし、様々な食文化に触れたこともRaz氏のその後のシェフとしてのキャリアに大きく影響を与えたようです。イスラエルでは、Popinaというモダン・欧州料理のレストランで経験を積みました。OCD RESTAURANTには、定番メニューといったような特定の一品はありません。これは常に創造性のある料理を提供し続けるためです。シェフも毎日同じ品を、永遠に提供するような環境にいると料理の世界が退屈なものになってしまうようです。シェフも進化し、お料理もさらに磨きがかかる、そんなOCD RESTAURANTはこれからもRaz氏と共にイスラエルの料理界を躍進していくことでしょう。
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