【人差し指を高くあげる:バスやタクシーに乗車の意志を示すとき】
日本ではバスに乗りたいときには手を挙げる必要はなく、タクシーを拾う時は手のひらを挙げるのに対し、イスラエルではバスに乗るときも乗車の意志を示す必要があります。
イスラエルを旅行中はGoogleマップなどを使ってバスの利用も可能ですが、バス専用のプリペイドカードが必須であることや、バスの止め方が日本とは違うため、やや海外旅行上級者向けとなってしまいます。
【ハグ・頬にキス:親しい間柄での挨拶】
もちろんビジネスシーンにおいては握手の挨拶も見かけますが、イスラエル人の愛情表現は情熱的。仲のいい間柄での挨拶はハグや頬へのキスです。中には両頬にキスするスタイルの方もいて、人数が多い場所にでかけた場合、挨拶のキスだけで結構な時間となってしまうことも。
日本人はこのリズムがつかめず、相手と鼻をぶつけてしまったり・・・慣れが必要な挨拶です。
【空中に文字を書く:会計をお願いするとき】
写真ではペンを持っていますが、実際に会計をしたいときは、ウェイターに向けてペンを持って空中にサインをするようなジェスチャーでお願いします。
他に、両手の人差し指をクロスさせるジェスチャーや、勿論口頭でも問題ありません。
【5本の指すべてを揃えて上を向ける:ちょっと待って】
話しかけた相手が、電話中などで返事ができないときにこのジェスチャーを返されるのですが、おそらくこれが最も日本人にとって理解できないジェスチャーではないでしょうか。
イタリアでは中指を立てるのと同じ意味となるそうで、これもまた混乱してしまいますね。このジェスチャーの絵文字が実装されたときはイスラエルでも話題となりました。「つまむ」で変換すると出せます!
【舌打ち:No】
日本では日常的に、舌打ちをしたりされたりすることは殆どなく失礼なこととされていますが、イスラエルでは文脈で「No」の意味となり、殆どの場合不満や苛立ちを表現したものではありません。
イスラエル人との会話で、舌打ちをされたとしてもほとんどの場合相手は怒ってはいませんので、どうぞ安心してくださいね。