イスラエルを拠点に世界で活躍する振付家・演出家のインバル・ピントが10年ぶりに来日、最新作を上演します。
舞台はどこかノスタルジックな近未来。
モノや場所、私たちのアイデンティティも自由自在に形を変える。現実はいつだって予測不能。どんなに想い描いても、未来はせっせと書き換わり、世界は勝手に動きだす――そんなヘンテコな宇宙の物語です。
インバルがデザインしたオリジナルの壁紙に囲まれたチャーミングな《リビングルーム》で、彼女と長年創作を共にするダンサーモラン・ミュラー(Moran Muller)と、ヨーロッパを拠点に活躍してきたダンサーで振付家のイタマール・セルッシ(Itamar Serussi)が、羽のように軽やかで繊細なダンスを繰り広げる。
胸がキュンとなる特別なステージが開幕します。
5月26日・27日、京都芸術劇場 春秋座では、両日とも終演後にロビーにてインバル・ピントによるポストパフォーマンストークもあります。
インバル・ピント プロフィール
13歳からダンスを習う一方で、イスラエルの名門美術学校 国立ベツァルエル美術アカデミーでグラフィックデザインを専攻。バットシェバ・アンサンブル、バットシェバ舞踊団を経て92年アブシャロム・ポラックとカンパニーを結成し、『オイスター』『ブービーズ』『モンビックス モリ』『ラッシュ』などキュートで想像力に満ちた傑作を数々発表。
ベッシ―賞〈ニューヨーク・ダンス&パフォーマンス賞〉、イスラエル文化省大賞、テルアビブ市芸術功労賞など受賞多数。日本での創作も多く、宮沢賢治や芥川龍之介、村上春樹の作品を題材にしたダンス、ミュージカルなどの話題作、コラボレーション作品を演出・振付。その特別な世界観で観客を魅了して止まない。現在はフリーのアーティストとしてダンスや映像、オペラの演出を手掛けている。春秋座では2012年『Gold Fish / ゴールドフィッシュ』以来の上演となる。
関連企画・ワークショップ
『リビングルーム』出演ダンサーによるワークショップを開催します。最新情報は京都芸術劇場ウェブサイトをご覧ください。
日時:5月23日(火)予定
会場:京都芸術劇場 studio21
対象:ダンス経験者
定員:20名
参加費:1,000円
インバル・ピント「リビングルーム」 開催概要
日時:2023年5月26日(金)19:00開演 / 27日(土)14:00開演
※ロビー開場は開演の30分前 ※開演10分前より整理番号順入場
会場:京都芸術劇場 春秋座 (京都芸術大学内) 〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
振付・衣装・舞台美術:インバル・ピント
出演:モラン・ミュラー、イタマール・セルッシ
オリジナル楽曲:マヤ・ベルシツマン
照明デザイン:タマル・オール
アニメーション:ダニエラ・ボコール
特殊小道具:ニル・ゼイリ
衣裳アシスタント:リナット・アハロンソン
舞台美術製作管理:ヨナタン・カネル
リハーサルマネージャー:ディナ・ジヴ
舞台写真:ミハル・ケルビ
テクニカルディレクター:ハゲイ・シュロモフ
プロデューサー:ロイ・ベダルシ
映像:ニル・ワイス
スザンヌ・デラールセンターオリジナルプロダクション
主催:京都芸術大学 舞台芸術研究センター
後援:イスラエル大使館
協力:世田谷パブリックシアター
チケット料金:一般 3,500円 / 友の会 3,000円 / 学生&ユース 2,500円(当日は各+500円)
<公演に関するお問合せ>
学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 舞台芸術研究センター
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116 TEL:075-791-9207 FAX:075-791-9438
URL:https://k-pac.org