世の中には様々なステレオタイプが存在しますが、そんなステレオタイプの概念を打ち破る写真展「Hamsa Aleinu」が、イスラエルのベングリオン空港の出発コンコースにて年末まで開催されています。
写真展「Hamsa Aleinu」では、宗教や人種、性別、コミュニティーに対するステレオタイプを覆す34枚の写真が展示。イスラム教徒初の女性救急バイクのドライバーであるSanaa Mahamid氏や、国連から繫栄賞を受賞したユダヤとアラブの共存を目指すブザアイスクリームのアダム・ジーブ氏とアーラー・スウィータット氏、宗教学校イェシバの学生たちなどが被写体とされています。
幸運と危害からの保護を願って名付けられた展示会「Hamsa Aleinu」。ハムサはイスラエルでも人気の高い民族シンボルです。
本展示会は、ルーベン・リブリン大統領が行う「イスラエル希望プロジェクト」と、世界中でイスラエルをPRする非営利団体Vibe Israelによる共同イニシアティブとして開催されています。
展示に関連して、Vibe Israelはソーシャルメディアキャンペーン #HamsaAleinuキャンペーンをスタート。自分とは異なる点を持つ友人をタグ付けし、彼らの共通点と相違点について語るよう呼び掛けています。
情報提供:ISRAEL21c
執筆:Abigail Klein Leichman