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SPORTS

イスラエル女子U20代表、欧州選手権で歴史的な銀メダル

by ISRAERU 編集部 |2026年07月24日

フランスとの決勝には66-79で敗れたものの、イスラエル女子U20代表がFIBA U20女子欧州選手権で銀メダルを獲得しました。これは、イスラエル女子バスケットボール史上最高の成績です。大会を通じて圧倒的な活躍を見せたガル・ラヴィヴは、決勝でも29得点を挙げ、大会ベスト5に相当するファーストチームに選出されました。

コート上で指を差しながらチームメイトに指示を送るイスラエルU20女子代表のガル・ラヴィヴ

欧州の頂点を懸けたフランスとの決勝

イスラエル女子U20代表の歴史的な挑戦は、銀メダルという輝かしい成果とともに幕を閉じました。

決勝の相手は、強豪フランス。イスラエルは試合開始直後からフランスの激しい攻撃にさらされ、3ポイントシュートを次々と決められて、いきなり0-18と大きくリードを許しました。

それでも、ガル・ラヴィヴ、マヤ・ジルベルシュラグ、ネタ・メイシャールがそれぞれ3ポイントシュートを成功させ、一時は点差を1桁まで縮めます。しかし、フランスは再び主導権を握り、第1クオーターを28-16で終えました。

第2クオーターに入ると、イスラエルは守備の強度を高め、攻撃では積極的にゴール下へ切り込みます。相手のファウルを誘ってフリースローを獲得し、アヤラ・オレンの得点などで追い上げを図りました。

しかし、フランスのセンター、サラ・シセにインサイドを支配され、前半は31-44。イスラエルは13点を追う展開で試合を折り返しました。


決勝のフランス戦で、ディフェンダーをかわしてジャンプシュートを放つイスラエル代表のガル・ラヴィヴ(背番号14)
Photo:FIBA

最後まであきらめずに見せた反撃

第3クオーターもフランスが試合の流れを掌握し、一時はリードを23点まで広げました。それでもラヴィヴが終盤に2本の3ポイントシュートを沈め、イスラエルは49-68で最終クオーターへ望みをつなぎます。

第4クオーターの立ち上がりには、ジルベルシュラグとオレンを中心に9-0の連続得点を記録。最後まで諦めない姿勢でフランスに迫りましたが、ステラ・コラスの3ポイントシュートによって反撃の勢いを止められます。最終的には66-79で敗れ、フランスが欧州王者に輝きました。

イスラエルでは、ラヴィヴが29得点を記録。オレンが16得点、ジルベルシュラグが12得点を挙げました。


白いポロシャツ姿で選手に大声で指示を送る、イスラエルU20女子代表のタル・ナタン・ヘッドコーチ
Photo:FIBA

「イスラエル女子バスケ史上最高」の快挙

タル・ナタン・ヘッドコーチは試合後、「今は悔しい気持ちです。試合の入りが悪く、良い得点機会をつくることに苦しみました」と決勝を振り返りました。

その一方で、「選手たちは大きな誇りと情熱を持って戦いました。なかでも、ガル・ラヴィヴが今大会で成し遂げたことは歴史に残るものです。彼女はチーム全員をより良くしてくれました」と、エースと選手たちをたたえました。

U20女子欧州選手権での準優勝は、イスラエル女子バスケットボール史上最大の快挙です。これまで欧州の舞台で決勝に進んだことのなかったチームが、強豪国を相手に勝ち上がり、ヨーロッパで2番目の座を手にしました。


試合前、コート上に整列するイスラエルU20女子バスケットボール代表の選手たち
Photo:FIBA

ラヴィヴが見据えるWNBAへの夢

大会のファーストチームに選ばれたラヴィヴは、「負けたことは悔しいですし、違う形で終わりたかったという思いもあります。それでも、ヨーロッパで2番目のチームになれたことを誇りに思う理由は十分にあります」と語りました。

さらに、「自分の力を示せたことはうれしいですが、この素晴らしいチームなしには成し遂げられませんでした。私たちはとても強い絆で結ばれました。いつかシニア代表で再会し、イスラエルに誇りをもたらし続けられると信じています」と、仲間への感謝を口にしました。


白いイスラエル代表ユニフォームでジャンプシュートを放つガル・ラヴィヴ(背番号14)
Photo:FIBA

ラヴィヴの目標は、世界最高峰の女子プロバスケットボールリーグであるWNBAで活躍することです。さらに欧州最高峰のユーロリーグでプレーし、イスラエル代表として国際舞台に立ち続けることを夢に掲げています。

優勝には届かなかったものの、イスラエル女子U20代表が手にした銀メダルは、同国の女子バスケットボールに新たな歴史を刻みました。今回の快進撃は、若い選手たちの未来だけでなく、イスラエル女子バスケットボール全体の可能性を大きく広げる一歩となりそうです。


*本記事はイスラエルメディアSPORTS RABBIの記事をもとに構成しています。