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TRAVEL

乙女心をくすぐる町、ジフロン・ヤアコブ半日散策コース

by Ayano Sakamoto |2021年12月01日

長い夏が終わりに近づき、短い秋が目前に迫ったイスラエル。芸術と食欲の秋を求めて、カルメル山麓にあるお洒落なカフェやかわいい雑貨店が建ち並ぶ町、ジフロン・ヤアコブに女性5人で半日日帰り旅に行ってきました。


 メイン通りのハ・メヤスディム通り(通称ワイン通り)
メイン通りのハ・メヤスディム通り(通称ワイン通り)


日本を感じる!Tut-Neyar Paper Millの手漉き紙

まず最初のお目当ては「Tut-Neyar Paper Mill」という手漉(す)き紙のお店。ハ・メヤスディム通りを散策していると植木鉢の掛かったお洒落な壁が目に入り、その横の路地を奥に進むと左手に店舗が見えてきます。小さな店舗の中には手漉き紙を使った商品が所せましと陳列されており、紅葉した葉っぱを散りばめた漉き紙にもう何年も帰れていない日本を感じてセンチメンタルな気分に・・・。


この日店番されていた女性は、新潟で漉き紙を習得された方で、商品の使い方や20年以上日本で修行されている方の作品など親切に教えてくださいました。


Tut-Neyar Pepper Mill入口、壁にかかった植木鉢がかわいい
Tut-Neyar Paper Mill 入口。壁にかかった植木鉢がかわいい

色とりどりの手漉き紙、ランプシェード等に加工して販売している
色とりどりの手漉き紙、ランプシェード等に加工して販売している

漉き紙と折り鶴を使ったレターセットも発見!
漉き紙と折り鶴を使ったレターセットも発見!


コーシャ料理店Niliでマサバハのランチ

町を程よく散策しお腹も減ってきたところで、コーシャ料理のお店でランチを食べることに。コーシャ料理店とは、ユダヤ教の食事規定を厳格に守っているお店のことで、豚肉や鱗のない水に住む生物の料理はなく、乳製品と肉類を一緒に食べてはいけない為、チーズを使った料理にはお肉は入っていません。


私が食べたマサバハは、ひよこ豆と練り白ゴマで作るクリーミーなフムスと違い、豆を丸のまま柔らかく煮た自家製のフムス。ニンニクがたっぷり入っていて食べ応え満点でした。


コーシャ料理店Nili
ランチに立ち寄ったコーシャ料理店Nili

青い器に入っているのがマサバハ
青い器に入っているのがマサバハ


フレーバー数30種類以上!GELATO ART MIMI

続いては、ハ・メヤスディム通りとハ・ナディブ通りの交差点にあるお洒落なお店で、ジェラートタイム。店内入って左側にフローズンヨーグルト、右奥にジェラートコーナーがあります。


ジェラートの種類は豊富で、季節のフルーツを使ったシャーベットやお砂糖不使用のジェラートもあります。どれも食べてみたい商品ばかりで、選ぶのに時間が掛かかります。(笑)素材を生かしたジェラートはどれも美味しかったです。


GELATO ART MIMIの外観
GELATO ART MIMIの外観

 手前が私の食べたジェラート
手前が私の食べたジェラート 、 下からココナッツ・ヨーグルトオレンジ・砂糖不使用ピスタチオ

今回訪問したお店情報
Tut-Neyar Paper Mill

https://www.tutneyar.co.il/english


Nili

https://www.visit-zichronyaakov.co.il/%D7%A0%D7%99%D7%9C%D7%99-%D7%91%D7%99%D7%AA-%D7%99%D7%99%D7%9F/?lang=en


GELATO ART MIMI

https://www.facebook.com/MimiGelatoArt/about/


<まとめ>

直線で1㎞も満たないハ・メヤスディム通りをゆっくり散策しながら、ランチとおやつまで堪能し、楽しい半日旅となりました。今回は満席で入ることができなかったワイナリー直営のレストランTishbiは心残りなので、また是非訪れたい場所となりました。


ジフロン・ヤアコブはテルアビブから車で約50分。地中海沿いを通る国道2号線を北上する道中は景色も楽しめるので、是非立ち寄っていいただきたい町のひとつです。