キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の聖地として有名なエルサレムには、息を呑むほど美しく深い意味を持った名所がたくさんあります。イスラエル旅行で欠かせない観光地の一つであるエルサレム旧市街を訪れると、まるで違う時代を彷徨っているような気分になるでしょう。
美しさと歴史が溢れるエルサレムは、一週間の滞在でも全てを観ることはできないほど魅力に溢れていますが、今回はその中でも特にオススメしたい、美しく感動する名所を7選ご紹介します。
岩のドーム
岩のドームは、エルサレムだけでなく、イスラエル全体で一番アイコニックな史跡であると言っても過言ではありません。このイスラム教の建物は、神殿の丘の頂上に位置していて、街のあらゆる場所から見ることができます(迷子になったら、キラキラ輝いている綺麗な金のドーム型の屋根を探せば、帰り道を見つけることができるでしょう)。岩のドームの周辺のプラザを永遠と歩き回るのもいいですが、旧市街の核心でもあり宗教的に重要な意義を持つ岩のドームをぜひ訪れてください。
嘆きの壁
西側の壁(またはヘブライ語で HaKotel)とも呼ばれる嘆きの壁は、エルサレムに来たら誰しもが訪れる観光地です。この古びた壁を美しいとは呼べないかもしれませんが、この壁が描写している歴史はとても感動的で、さらに今でもこの壁の側で祈りを捧げている人の姿を見ると、感銘を受けます。エルサレム旧市街まで続いているこの嘆きの壁のトンネルは、歴史ファンの中でも人気があります。
ダビデの塔
Citadel(とりで)としても知られているダビデの塔は、どの角度から見ても美しく、遠くから見ると、旧市街の城壁よりも高く上に飛び出ていることがわかります。夜には魔法のような光と音のナイトショーが行われ、この古代宮殿全体をさらに神秘的に見せてくれます。頂上まで登る体力があるのであれば、エルサレム旧市街を見渡す最高の景色が見えるので、是非トライしてください！
聖墳墓教会
エルサレムのキリスト教徒地区は、この聖墳墓教会の周辺に設けられました。イエス・キリストが磔刑され、葬られたのち復活した場所と言われていて、常に多くの巡礼者たちが集まっており、その様子も感動的です。この建物は大きいドームのような構造で、周りを囲うように壁を装飾しているアーチから日の光が漏れ、地上階はすべて輝くゴールドで装飾してあるので、教会の宗教的な要素に興味がなくても、建物の内装は本当に美しく、とても神秘的で感動すること間違いありません。
オリーブ山
オリーブ山は、最後の審判の日に神がよみがえる場所として信じられていますが、見た目は中東とギリシャのちょうど良いクロスオーバーのような場所です。この神聖な丘の頂点に立つキリスト昇天の教会(The Church of the Ascension)から眺める景色は、エルサレムを見渡す最高の眺望の一つです。頂上までの道のりはかなり急ですが、そんなに長い坂ではないので、エルサレムのベストスポットの一つですので是非トライしてみてください。頂上はびっくりするほど青々としていて、新鮮な空気がとても心地よいです。
ダマスカス門
エルサレム旧市街は古代の要塞に囲まれていて、9つの門から出入りができるようになっています。9つの門すべてを観てほしいのですが、特にダマスカス門は一番美しく、有名な門として知られています。この部分の要塞はほとんど崩れていないので、屋上まで登ることができます。歴史感溢れるこの城壁の上から眺めるエルサレムの景色は、控えめな言葉を使って表現したとしても、とても印象的で由緒あると言えるでしょう。
ゲッセマネの庭園
かの有名な庭園は、イエス・キリストと彼の使徒らが最後の晩餐のあと、磔刑の前夜に祈りを捧げに行った場所として知られています。聖書の歴史が深く刻まれているように、ゲッセマネの庭園は未だにスピリチュアルで平穏なスポットとして残っていて、万国民の教会(Church of All Nations)とセットで必ず訪れて欲しい名所です。そこに生えている数本の古いふしくれだったオリーブの木は、ユダがキリストを裏切った時からあったと信じられています。
エルサレムは歴史が深く、目を見張るような素晴らしい建物や遺跡などが多く、今回ご紹介した7選以外にも訪れたい名所がたくさんあります。観光ツアーもたくさんあるので、初めてエルサレムを訪れる方はツアーに参加するのがベストオプションです。どんな目的であれ、イスラエル旅行にエルサレム周遊は欠かせません。
