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TRAVEL

クリスマスを祝わない国、イスラエルで見つけた豪華クリスマスイルミネーション

by ISRAERU 編集部 |2020年12月25日

キラキラ光るライト、サンタクロース、ライトアップされた鹿、もみの木など、クリスマスシーズンは心躍る雰囲気が溢れています。イスラエルのクリスマスイルミネーションはとても人気がありますが、人口の多くをユダヤ人が占めるイスラエルではクリスマスを祝わないため、実はそれほど一般的ではありません。しかし近年、イスラエルでもクリスマスを祝うイルミネーションを楽しむ人が増えつつあります。ハイファやヤッファ、エルサレムなど様々な人種が共存する都市ではもちろん、イスラエル北部にあるような小さな村でもクリスマスイルミネーションを見ることができます。


ハイファ

ヤッファにある時計塔のエリアでは、ハヌカのイルミネーションとクリスマスのイルミネーションの両方を楽しむことができます。ハヌカのイルミネーションはハヌカの定番であるコマをモチーフとしたライティングで、コマのように回転します。クリスマスのイルミネーションは雪玉のライティングで、4つの雪玉が点灯します。



エルサレムでは、旧市街のライトアップを巡るツアーなどもあります。



またガリラヤに位置する村では、毎年ホリデー気分を味わえるイルミネーションが飾られています。

特にヤルカという美しい村では、ホリデーシーズンを堪能するドライブが楽しめます。装飾されたトンネルを抜けると、盛大なイルミネーションが目の前に広がり、そこは一面クリスマスムード。ドライブルートは約600mほどで、5分ほどで周ることができます。ドライブルートの終点にはフードやドリンクの屋台が出ており、車の中から購入ができるので安心です。



しかしやはりメインはナザレの街。イエス・キリストが育った街としても有名なナザレでは、毎年特別なイルミネーションが展開され、街中にもみの木やデコレーションが溢れます。教会やモスクが軒を連ねる絵のように美しい路地は、ガリラヤ恒例となった華麗なクリスマス屋台を際立たせる背景となり、ホリデー気分を盛り上げてくれるでしょう。