細くて長い国土のイスラエルは西側が地中海に面しており、絶景レストランが数多く存在します。ユダヤ教徒の食事規定(コーシャ)があるためか、甲殻類を取り扱うシーフードレストランは、地中海に面する他の国よりは少なめですが、飛び切り美味しいお店もあります!
今回は地中海を眺めながら海の幸を楽しめるレストランをご紹介したいと思います。
目次
世界遺産アッコー旧市街の人気レストランUri Buri
イスラエルで人気のシーフードレストランと言えば、このお店を挙げる人も多いのではないでしょうか? アッコー旧市街の雑踏を海沿いに抜けると、城壁脇にUri Buriの看板を見つけることができます。店内は港町の食堂といった佇まいで気軽に入れますが、超人気店のため予約必須です。
人気メニューの一つがサーモンのお刺身のワサビシャーベット添え。醤油がかかっており日本人のハートを鷲掴み! 魚介は新鮮でどのお料理を食べても大満足。ほとんどのメニューがハーフサイズから注文できるため、夫婦2人で行っても多種類の料理を楽しめるところが嬉しいポイントです。
テルアビブからは車で2時間強の距離にあるため、アッコー旧市街に1泊してワインを片手に料理をゆっくり味わっていただきたいお店です。
カイサリア国立公園内の人気レストランHellena Restaurant
まるで船に乗っているかのような景色を眺めながらお料理を頂けるのがHellena Restaurant。港・古代遺跡・ギャラリー・レストランが揃っているカイサリア国立公園の中にあります。
おすすめのお料理はカラマリ(イカ)のカルボナーラ! イカリングのような形のパスタとイカが濃厚ソースに絡んでとっても美味しいですよ。
レストランだけの利用でも、昼間は国立公園のエントランスゾーンの入場料14NISが必要となります(夜間は無料)。円形闘技場や遺跡があるゾーンも見応えがあるので、時間に余裕をもって訪れて、食事の前後に国立公園内を散策することをおすすめします。
※国立公園内すべてを見学するためには39NISが必要
ビーチに沈む夕日を眺めながら絶品料理をいただくTurkiz Restaurant
お洒落な店内の座席と、オーシャンビューのテラス席があるTurkiz Restaurant。テルアビブ北部のHaTsukビーチ沿いにある、イスラエルでトップレベルの美味しいお料理が食べれるレストラン。素晴らしい夕日も拝めます。
魚のシュワルマや焼きナスのラバネ(水切りヨーグルトチーズ)ソースといった中東料理、ソースにお味噌やワサビを使ったフュージョン料理もあり、どのお料理も美味しくいただけます。イスラエルでなかなかお目にかかれない生牡蠣。生牡蠣好きの人達は、口に入れた途端にとろけていました(笑)。
デザートも絶品なので胃袋に余力を残して食事をするようにしましょう!
テルアビブで人気の地中海料理店Manta Ray
テルアビブのシーフード料理店と言えばManta Ray! 北にはテルアビブのビル群、南にはオールドヤッフォの古い町並みが見えるCharles Cloreビーチ沿いの遊歩道上にあり、地中海料理が楽しめます。
イスラエルのレストランでは、メゼという小皿に乗った前菜が何皿か自動的にテーブルに運ばれて来ます。そのため口に合わなかったり量が多すぎたりして食べ残してしまうことが多いのですが、Manta Rayでは10種類以上のメゼの中から自分の気に入ったものを選べるため、小食な女性にはありがたいです。
おすすめはカニ・エビ・イカなど海の幸たっぷりのミックスシーフード! ブイヤベースのような味で、具はもちろんスープまで残すことなくパンに染み込ませてきれいに完食します。
オールド・ヤッフォの外れにある穴場レストランCassis Restaurant
最後にご紹介するのは、オールド・ヤッフォの南外れにある穴場のレストラン。朝9時から営業しているCassis Restaurantです。
12時までは朝食メニューで、シャクシューカやイスラエリーブレックファスト(サラダ・卵料理・パン・パンにディップするチーズやツナなど)を楽しめます。少し早起きしていい席を確保して、海を見ながらのまったりモーニングはとてもリラックスできました。
12時以降はシーフードメニューも加わりパスタやカラマリなどお酒がすすむお料理が目白押し!
テルアビブやオールド・ヤッフォのお店は駐車場探しが至難の業ですが、ここは町外れのためお店の裏手に大きな駐車場があります。ただし駐車場アプリを起動させることを忘れると、駐禁を貼られてしまうので注意です!
イスラエルの地中海沿いを北から南の順にお店の紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ぜひイスラエルを訪れた際は、ここでしか味わえない絶品料理の数々をお楽しみください。どのお店も人気店なので予約が望ましいです。