イスラエルの鉄道は2階建て仕様。公共交通機関共通のカード「Rav Kav」(ラフカフ、Suicaのようなもの)を使って乗車します。イスラエル旅行で公共交通機関を使う予定の方は、空港駅でまずこのカードを手に入れましょう。
2018年には、エルサレムとテルアビブ間をベン・グリオン空港経由で結ぶ高速鉄道が開業しました。空港からエルサレムには30分、テルアビブには15分程度で到着します。
すべての路線バスには、行き先別に番号が振られています。路線バスの停留所では、バスが来たら乗車の意思を手を上げて伝えてドアを開けてもらいましょう。意思表示をしないとスルーされてしまいます。
日本でタクシーを拾うときは掌を見せますが、イスラエルでは人差し指を立てる点にご注意を。電車同様、Rav Kavカードを車内にあるセンサーにタッチして支払います。
あれ?バスを待っていたら、同じ番号の黄色いマイクロバスが走ってきた?これは「モニート・シェルート」と呼ばれる乗り合いルートタクシー。同じ番号の路線バスと全く同じルートを通りますが、ルート上であればどこでも手を上げて乗ることができ、降りる際は運転手に降車場所を伝えて降りるのが特徴です。
通常8〜10人乗りで、現金またはRav Kavカードでの支払いが可能。都市間の運行もあり慣れると非常に便利な交通機関ですが、海外旅行上級者向け。
エルサレムでは、茶色いエルサレムストーンで統一された街並みにぴったりの、かっこいいトラムが走っています。こちらもRav Kavカードでのみ支払いが可能。
エルサレムは坂と石畳が多く、特に旧市街地内は足元がつるつるした石の場所もあり、大した距離を歩いていないつもりでも疲れてしまいます。エルサレムでは便利なトラムを使って、途中下車して買い食いやショッピング、街並みを楽しみながらの観光が断然おすすめです!