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TRAVEL

イスラエルを訪れるべき5つの理由

by iGoogledIsrael |2020年07月30日


イスラエルと聞いて何を思い浮かべますか?日本ではまだあまり知られていないイスラエルですが、本当はとても美しく素晴らしい国であり、一生に一度はぜひ訪れたい場所です。


イスラエルの長所を5つのポイントに絞るのはとても難しいのですが、今回はシンプルに魅力を伝えらえるようにまとめてみました。


私も最初は旅行者としてイスラエルを訪れ、その後は市民として数年間イスラエルに住んでいますが、5つのポイントではカバーできないくらいイスラエルの魅力はたくさんあります。ただイスラエル旅行を考えている人に一つだけ確実に言えるのは、あなたが期待しているものとは全く異なり、想像以上に良い旅行になるということです。


1.イスラエルの気候

テルアビブのビーチ

イスラエルの夏は暑くて長く、短くても6ヶ月くらいは晴れの日が続きます。特に寒い場所に住んでいる人にとっては、イスラエルの夏は魅力のひとつだと思います。イスラエルの冬は、他の国と比べると「本当の冬」とは言えません。なかなかイスラエルの人には信じてもらえませんが、例えるなら、イスラエルの冬はイギリスの夏のようだと私は思います。


7月から8月にかけては湿気が高く、ベタベタする日が続くので、相当の暑さに耐えられる自信がない限り、この時期の旅行はおすすめしません。それよりも、晴れた日に、ビール片手に地中海の波が寄せるテルアビブビーチで過ごしたいのなら、12月の心地よい暖かさがぴったりだと思います。


2.イスラエルの食事

イスラエル料理

イスラエルは多種の移民や民族により成り立っているため、家庭料理であっても外食でも、多種多様のエキゾチックな料理を楽しむことができます。どこにでもあるような中華料理や高級フレンチではなく、イエメンからイラク、ペルシャ、モロッコ、ドルーズ派やブリガリア、ロシアそしてエチオピアの料理まで、選択肢はつきません。


もちろん街の至る所に、おなじみのファラフェルシャワルマ(様々なお肉を鉄串に刺して焼いたレバント料理)などを提供する安くて美味しいストリートフードの屋台があるので、お財布にも優しいイスラエルのローカルな食事を堪能できます。


イスラエルを訪れたら必ず食べたいのは、どの家庭でもレストランでも食べられるフムスタヒニソース。それからもう一つの名物は、イスラエルの豪勢なファミリーミールには欠かせない、大皿に山盛りになった沢山の種類のサラダ。そのサイズや種類にはみんなびっくりしますが、ベルトを緩めてまで全部を味わいたいほど抜群の美味しさ。ユダヤ教の祝日にはさらに多くの料理が出されるので、ダイエットには禁物かも!


イスラエル料理のレシピはこちらをクリック


3.イスラエルの人々


イスラエル人は、初対面の人に対しては特に無礼な態度だったり、傲慢だと感じるかもしれません。私が初めてそれを経験したのは、あるお店に行った時に、「どうぞ」や「ありがとう」の一言もなく、ただ私の目の前のカウンターに叩きつけるようにお釣りを置いた威圧的な店主との出会いで、今でも忘れはしません。きっとこれは、イスラエルに住んでいるうちに慣れていくものでしょうが、ここ数年でそんなイスラエル人のサービスもだいぶ良くなったと思います。(もしかしたら私に免疫がついたのかもしれませんが..)


そんな近寄りがたいと思われているイスラエル人ですが、時間と共にあなたの心に入り込み、気付けばあなたも仲間入り。背中を叩いて励ましをもらうようになり、そしていつかは心温まる最高のおもてなしをうけることができるはずです。


4.オープンでカジュアルな国民性と文化


恥じらうことなく自分の思いを表現するイスラエル人の国民性は、逆に堂々としていて素晴らしいと思います。ハグやキスをしたと思いきや、その2分後には打って変わって大声で叫び合う喧嘩が始まることもあります。


ヨーロッパ人やアメリカ人にとっては、イスラエル人の友人が、階段越しにビルの5階上にいる友人へ叫ぶように話しかける様子に顔を歪めたり、またその同じ友人同士が、道の真ん中でどの道を行けばレストランに早く着けるのかを怒鳴るように言い合う姿に、恥ずかしさのあまり顔を背けたりすることもありますが、不思議なことに、その言い合っていた友人たちは、肩を叩き合った後、心のこもったハグをして、すぐに仲直りをします。大人の男性同士(特に背中に銃を背負った兵隊同士)だと、なかなかハグができるまで時間がかかりますが、それでもハグっていいですよね!


イスラエルの文化で特徴的なのは、形式にとらわれず堅苦しさがないこと。地元の銀行の支店長がジーンズとTシャツで仕事をしていたりします。スーツやネクタイにとらわれず、自由なスタイルで仕事ができて、最高の生き方だと思います。


5.イスラエルの景色と眺望


イスラエルで見られる景色は、本当に素晴らしく、しかもイスラエルの国土面積はかなりコンパクトなため、たった数日で一周することができます。


イスラエルの北方は、特に春の時期は緑が生い茂ったオアシスのようで、頂上を雪で覆われたヘルモン山の前に、数々の谷や畑、川や湖が広がっています。国の中心部には、モダンな高層ビルが立ち並ぶテルアビブと、対照的に路地が入り組んだ古代都市エルサレム。そして南部には、何マイルにもわたって砂漠が広がり、美しい死海と広大なラモン・クレーターがそびえ立ち、ミツぺ・ラモンの街があります。イスラエルの最南端にはエイラートがあり、紅海とそのオアシスが広がっています。


さて、今回はイスラエルを訪れるべき理由を5つご紹介しましたが、イスラエルに行ってみたくなりましたか?イスラエルの魅力はまだまだあり、他の記事でも紹介していますのでぜひ読んでみてくださいね。