両国関係者にとって永年の悲願であった、東京ーテルアビブ間の直行便。2020年の就航予定が世界的なコロナウィルスのパンデミックにより延期となり、ようやく今年2023年3月に実現しました。それまではトランジットを少なくとも一回経ていた訳ですが、今回は唯一の直行便を持つエルアル航空の他、一度通り過ぎて戻る形となるヨーロッパ経由便に比べて総フライト時間が短く乗り継ぎが快適な、いくつかのアジア経由のフライトをご紹介します。
【エルアル航空：テルアビブ直行便】
今年3月から念願の直行便を就航した、イスラエルのフラッグキャリアであるエルアル航空。運航は成田発が木曜日と日曜日、テルアビブ発が水曜日と土曜日発の週2便となり、機材はB787型機を使用。成田からテルアビブを約12時間半、逆路線を約11時間半で繋ぎます。
就航に当たり同社CEOは、両国の交流の促進・発展のため、成田便以外の日本国内路線拡大の可能性についても言及しています。
【大韓航空：ソウル経由】
大韓航空を使って、成田・関西・セントレア・福岡空港から仁川空港を経由してテルアビブまで行くことができます。日本国内から仁川空港までがおよそ2時間半、仁川からテルアビブまでが約12時間半と、乗り換えを含めても総フライト時間は通常おおよそ17時間程度。
仁川空港では、乗り継ぎ時間に合わせてトランジットツアーを提供しているため、万が一乗り継ぎが長い便でも退屈することなく楽しめます。また、機内食の韓国料理が日本人好みで美味しいのもポイント。
【トルコ航空：イスタンブール経由】
テルアビブとトルコのイスタンブール空港間は、2時間ほどのフライトで到着します。イスタンブール空港から成田空港までは直行便が就航しており、フライト時間は12時間半程度。乗り換え時間も短く設定されているため、成田からテルアビブまで総フライト時間は17時間程度です。
サービスも平均以上で、便によってはANAとのコードシェアで運行されることも。イスタンブール空港の異国情緒溢れるお土産の品々は見て回るだけでも楽しいです。
【エミレーツ/ エティハド航空：ドバイ経由】
UAEとイスラエルが2020年8月、歴史的な国交正常化に合意したことでドバイとテルアビブ間に直行便が登場しました。これにより、元々ドバイへの直行便が就航する東京から、エミレーツ航空とエティハド航空によりテルアビブまでのフライトが可能となりました。
成田からドバイまで約10時間半、ドバイからテルアビブまで約3時間半と、総フライトも17時間前後のフライトが実現しています。ゴージャスなドバイの空港や、フライト体験の評判も上々です！
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