渡り鳥の中継地、イスラエル。ヨーロッパやアフリカ大陸から渡ってきた5万羽以上の鳥達が羽を休めるため、イスラエルのフラ渓谷に集まります。秋には鶴の大群を見ることができると聞き、“アガモン・フラ”へバードウォッチングに行ってきました。
レンタル自転車でフラ湖畔をサイクリング
フラ湖は周囲8.5km。徒歩でも散策可能ですが、自転車やゴルフカートを借りて一周することをおすすめします。湖の周辺にはバードウォッチングスポットが点在しており、深い水辺にはペリカン、湿地帯には鶴というように、スポットによって観察できる鳥の種類も異なるため、すべてのスポットの制覇を目指していざ出発!
ピクニックテーブルも所々に設置されているので、お弁当を持参して木陰で鳥のさえずりを聴きながらランチする家族連れも多く見かけました。
見晴らし小屋までウォーキング
自転車の立ち入り不可の場所もあるため、そこへは徒歩で移動。駐輪場に自転車を停めて、緑あふれるのどかな風景の中をバードウォッチングスポットの小屋を目指して歩いていると、上空に鶴の群れを発見し期待が高まります。
一目千羽?!圧巻の鶴の群れ
遠い距離からは何度か鶴を確認できたものの、なかなか目の前で見ることができず落胆していたところ、最後のスポットの小屋の覗き窓から見た光景は、100羽?いや1,000羽近い鶴の群れが目の前に広がり、感動の瞬間でした。「コゥッ…コゥッ…」という独特な鳴き声の大合唱も聴こえて、視覚と聴覚の両方で鶴ウォッチングを堪能しました。
アガモン・フラ
<まとめ>
夏の暑さもひと段落したイスラエル。外出のしやすい季節になり遠出のチャンス!
今回紹介したフラ渓谷は、自転車やゴルフカートがあるため、幅広い年齢層で楽しめるスポットの一つです。目の前で鶴を見る機会はなかなか無いと思いますので、貴重な体験をしに是非アガモン・フラへ訪れていただきたいです。