イスラエルの人気観光地やアクティビティは数多く、10選に絞るのはとても難しいのですが、今回はイスラエルの一番いいところだけを集めた、最高の10選をご紹介します。週末だけのプチ旅行でも、1ヶ月の滞在でも、イスラエルへ旅行に行くなら必ずしたいこと、見たいものは山ほどあります。
・浮いて遊べる死海
・古都エルサレム周遊
・テルアビブのカーメルマーケットで値切り交渉
・エイラートの紅海でシュノーケルやスキューバダイビング
・エルサレムのヤド・ヴァシェム国立記念館
・ラモン・クレーターの最端に立つ
・テルアビブビーチでサンセットを楽しむ
・世界文化遺産マサダ要塞跡
・ハイファにあるバハーイー空中庭園
・「眠らない街」テルアビブでナイトライフを満喫
・<番外編>国境越しのペトラ遺跡
目次
浮いて遊べる死海
世界で一番標高が低い地点にある死海は、イスラエルを代表する観光地の一つです。リラックスしたいときや、身体が疲れているときに訪れるには最高の場所です。新聞を読みながらくつろいで、誰もが羨むような様子を写真に撮ったり、ミネラル豊富な死海の泥でマッサージしたあとは、塩が少し強いけれど温かくて心地よい海水の上で仰向けになって浮かんでみたり。飛び込むのは禁止ですよ!
古都エルサレム周遊
イスラエルに行くならエルサレム旧市街への訪問はマスト!嘆きの壁(Wailing Wall)や聖墳墓協会(The Church of Holy Sepulchre)、岩のドーム(The Dome of the Rock)など、宗教的に重要である歴史の形跡がみられます。死海と同じく、イスラエルを代表する観光地の一つです。嘆きの壁の割れ目に願いを込めた紙を差し込んだり、エルサレム旧市街バザールの細い小道をぶらぶらと散策したり、キリストが磔刑された場所を訪問したりと、丸一日あっても足りないくらい、隅々まで探索をしたくなるような魅力的な街です。
テルアビブのカルメルマーケットで値切り交渉
テルアビブの中央にあるカルメルマーケットでは、あなたの巧みな交渉力で値切りをして、イスラエルの「地元の味」を楽しむことができます。アレンビー通りの端から歩き始めて、沢山の洋服屋さんを通り過ぎると、市場の中心でもある食品とスパイスのセクションにたどり着きます。様々な色彩に、様々な香り・・・屋台の店主たちが、それぞれの場所、値段、品質さらにはお気に入りのスポーツチームについてまで、大声で言い合っているのが聞こえてきます。
イスラエル旅行には外せない観光地ですが、ツアーに参加したりツアーガイドを雇う必要はありません。自分たちで自由に歩き回って、一日を楽しんでください。
エイラットの紅海でシュノーケルやスキューバダイビング
イスラエルの絶景の一つ、壮大なサンゴ礁と色とりどりの綺麗な魚たちや透き通った海を見たいなら、是非エイラットへ。一年中安定した良い気候で、シュノーケルやスキューバダイビングにぴったりなので、「イスラエルで必ずしたいこと」リストには欠かせません。
もちろん活発なアクティビティだけではなく、人気の水中展望台や素敵なビーチもおすすめ。エイラートには国際空港があるので、アクセスも便利です。
ちょっぴり冒険好きのあなたなら、国境超えてヨルダンのペトラ古代都市とワディラムまで行ったり、シナイ半島沿いのダイビングやシナイ山の登山も楽しむのもおすすめです。
エルサレムのヤド・ヴァシェム国立記念館
ヤド・ヴァシェムは他の観光地と違い、少し重苦しく訪れがたい場所かもしれませんが、ホロコーストで犠牲になった約6万人のユダヤ人を追悼している記念館で、イスラエルの歴史を理解するためにはとても重要な場所です。言語道断、あなたの「イスラエルでするべきこと」リストに必ず入れましょう。
エルサレムの西の外れに位置し、45エーカーの広大な土地に、美術館、モニュメント、主要な資料が揃った展示や書庫などの大きな建物が連なっています。ゆっくり時間をかけて、歴史の重みを感じてください。
ラモン・クレーターの最端に立つ
このラモン・クレーター(公式名はマクテシュ・ラモン)と呼ばれる独特な地形は、ベエルシェバより1時間ほど離れた、イスラエルの砂漠南部にそびえ立っています。全長40km、場所により幅2-10kmほどで、ハートのような形をしています。水の流れと気候の侵食により自然に成形されたクレーターです。
世界最大のクレーターで、一番深い地点は約500mほど地面が沈んでいます。ミツぺ・ラモン訪問センターまで行けば、世界最大のクレーター、ラモン・クレーターの最端から最高の景色を眺めることができます。
テルアビブビーチでサンセットを楽しむ
美しい砂浜のテルアビブビーチは、最高のサンセットスポット。ビールやワイン、自分の好みな飲み物を片手に、靴を脱いで爪先で砂浜を感じ、地中海の波が優しく海岸を行き来する音を楽しめます。数ある海岸沿いのカフェから選んだ自分のお気に入りのお店で、リラックスして一日を終えるのもおすすめです。
日差しが強いので、日焼け止めをお忘れなく!
世界文化遺産マサダ要塞跡
イスラエルの南東、死海に面した孤高の岩の上にそびえ立つマサダ要塞跡。このマサダ要塞の歴史は、ユダヤ人にとっては英雄伝説の一つであり、1000人の原住民がローマ帝国の侵略者たちへ屈することなく、集団で自ら命を断った場所です。冒険をしたいのなら、「蛇の道(Snake Path)」と呼ばれる経路を通って、マサダ要塞跡の頂上まで登ってみてください。要塞の西側からは、ケーブルカーかローマ城壁(Roman rampart)沿いに歩いて頂上まで行くことができます。
ハイファにあるバハーイー空中庭園
ハイファのバハーイー庭園の中にある、おとぎ話に出てくるようなテラス。一般的な観光スポットとしては知られていませんが、是非あなたのイスラエル旅行の行先リストに追加して欲しい場所です。バハーイー庭園は、世界で最も美しい庭園の一つであり、バハーイー教の教祖たちを祀っているメモリアルでもあるので、世界中から巡礼者が集まります。入場は無料ですが、宗教上の理由で慎ましい装いをする必要があります。
「眠らない街」テルアビブでナイトライフを満喫
テルアビブのナイトライフは伝説的と言えるほど、最高の夜を楽しむためのすべてが揃っています。数え切れないほどのバーやクラブ、さらには美術館に劇場、アートギャラリーやダンスセンターそしてコンサートホールまで、文化人になりたい夜にもぴったり。街中にあるレストランやカフェはもちろん、あなたの体力が続く限り、夜通し朝早くまでテルアビブを満喫しましょう!真夏の夜には、ビーチ沿いにあるカフェやバーで夜を過ごすのもおすすめです。
<番外編>国境越しのペトラ遺跡
正確には「イスラエルでしたいこと」ではないのですが、せっかくすぐ近くまで来ているのなら、ちょっと足を伸ばして国境を越えヨルダンへ。世界遺跡である古代都市ペトラまでのルートは沢山あるので、是非あなたの行程に追加してみてください!