
秋の気配を感じ始めるころ、イスラエルでは「ロシュ・ハシャナ」と呼ばれるユダヤ新年の準備を始めます。というのも、ユダヤ人が多数を占めるイスラエルでは、ユダヤ暦に基づいて祝日を祝うため毎年日程が変わり、今年は9月6日日没~8日日没までがロシュ・ハシャナに当たります。
ユダヤ教で最も神聖な日であるロシュ・ハシャナでは、新たな始まりを意味し、また過ぎ去った一年を振り返る機会でもあります。
ロシュ・ハシャナの前夜には、白い服を着て家族で集まり、特別なご馳走を食べるのが慣習。ロシュ・ハシャナでよく見かけるザクロは、種の多さから「誕生」や「成長」を意味し、ロシュ・ハシャナを象徴する食べ物の一つとなっています。

そこで今回は、インスタグラマーBakerita(@bakeritablog)が教える、ロシュ・ハシャナに作りたいザクロを使ったチョコレートタルトの作り方を紹介します。
ザクロチョコレートタルトの作り方・レシピ
<タルト生地>
皮なしアーモンドパウダー 2カップ
カカオパウダー 1/4カップ
溶かしたココナッツオイル 1/3カップ
メープルシロップ 大さじ2
シーソルト ひとつまみ
<詰め物>
全脂肪ココナッツミルク 1/2カップ
ザクロジュース 1/4カップ
細かく刻んだダークチョコレート 250ml
お好みでザクロの種子 1/2~1カップ
作り方(調理時間30分、冷やし時間1~2時間)
①底が外れる8インチの型にココナッツオイルを軽く塗る。
②ボウルに記事の材料をすべて入れて、完全に混ぜり合うまでかき混ぜる。①で準備した型の底と側面に沿って、生地を均等に押し当てる。詰め物を準備する間、冷蔵庫で冷やす。
③小さな鍋にココナッツミルクとザクロジュースを入れて沸騰させる。
④大きめのボウルに入れたチョコレートの上に③を注ぎ、1分ほど放置してから、滑らかでクリーミーになるまで泡だて器でかき混ぜる。
⑤冷蔵庫から取り出した生地に④を注ぐ。お好みでザクロの種子を散りばめる。
⑥冷蔵庫で1~2時間冷やして固める。
日本ではあまり見かけないザクロチョコレートタルトですが、日本で手に入る材料で簡単に作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。