イスラエルの隠れたリゾート地「クファール・ハヤム（シー・ビレッジ）」とは

シャローム  hello こんにちは。イスラエル在住のクニコです。

突然ですが、クファール・ハヤムはご存じですか？イスラエルといえば死海やエイラット、ガリラヤ湖がリゾート地として世界中で知られていますが、テルアビブとハイファの中間に位置するクファール・ハヤムはイスラエル人でさえ知っている人は少ない隠れたリゾート地なのです。

ビーチやプールを併設した美しいリゾート地

クファール・ハヤム（シー・ビレッジ）とは、ハデラ市ギバトオルガ（オルガの丘）に位置する最高水準のリゾート施設を備えたアパート住宅地です。テルアビブから車で約30分、ハイファから約25分、カイザリアのゴルフコースからわずか7分と便利なロケーション。300m以内にビーチがあるのも嬉しいポイントです。

また全部で522室ある住居の全ての部屋のバルコニーからは、美しいベンジャミン湾を見渡すことができます。住居はビーチやプール、その他の施設と並んでおり、住居者すべてが全ての施設を利用可能です。

クファール・ハヤムの住居はスタジオアパートメントと一戸建てコテージの2種類あり、コテージは小さな別荘のように緑豊かな庭園を備えています。またビレッジの中央に位置するラマダホテルの宿泊客も、クファール・ハヤムの全ての施設を利用可能です。一般住居者とホテルの宿泊客、自然と建物、ここは美しいハーモニーでできていると言っても過言ではありません。

農業植民地として設立された歴史を持つハデラ市

クファール・ハヤムが位置するハデラ市は、リトアニアとラトビアのシオニストグループのメンバーであるホヴァイツィオンによって、1892年農業植民地として設立されました。その後、シオニストの指導者イェシュア・ハンキン（1936-1939）により開拓され、1949年には彼の妻オルガの名前からギバタ・オルガ地区が設立されます。1948年までに人口は1万人を超え、1952年ハデラは53,000ドゥナム（面積の単位、1ドゥナム=1,000㎡）の地域を管轄する都市として宣言されました。ちなみに「ハデラ」の名前の由来は、アラビア語の「アルハツァラ」（緑）からくるもので、自然の草やその地域を流れる緑の小川を表しています。

楽しみ方はあなた次第！豊富なアクティビティ

クファール・ハヤムは、イスラエルで最も美しい自然の湾の1つであるビンヤミンベイビーチのウォーターフロントに建てられており、両側が崖に囲まれています。湾の水は一年を通して静かで澄んでおり、水泳、ダイビング、ボート、釣りなど様々なアトラクションを楽しめます。ビーチには木製ハット、シャワールーム、レストラン、ビーチチェア、サンベッド、スポーツ施設が併設されているので、わざわざ大きな荷物を持っていく必要はありません。

クファール・ハヤムに行って楽しみたい！という方は、中心に位置するラマダホテルに宿泊してみてください。ラマダホテルは全173室の客室のうち、102室がスイートという豪華かつ快適ホテルです。全室に地中海を見渡すバルコニーが付いています。

ラマダホテル内には、30のトリートメントルームを備えた国大最大級のスパ施設、サウナ（ウェットとドライ）、ジャグジーがあります。フィットネスジム、屋内屋外スイミングプール、テニス、スカッシュ、バスケットボールコート、ビーチバレーボールコート、ビリヤード台、卓球用の部屋を備えているので、スポーツやフィットネスが好きな方も大満足。これらの全ての施設および設備はクファール・ハヤムにに属しておりますが、ラマダホテルとクファール・ハヤムの契約により、ラマダホテルの宿泊客も利用可能です。他にも子供たち向けのプレイルーム、シナゴーグ、円形劇場、カフェ、レストラン、バーベキューエリアとがあり、全部楽しむには何日あってもたりないくらいです。

波形デザインが織りなすハーモニー

ラマダホテルを囲む7階建てのアパートビルのバルコニーは、美しい波形デザインで設計されています。またアパートビルとホテルの前方には、一戸建てコテージと美しい芝生で囲まれた屋外プール、ビーチがあり、これらすべてが「ハーモニー」を基本にデザインされています。

絶品魚料理を楽しめるBenny Hadayag（フィッシャーマン・ベニー）

リゾート地での楽しい時間に欠かせないのが、やはり食事ですね。クファール・ハヤムビーチのカラフルな敷地内に位置するフィッシャーマン・ベニーは、美味しい魚料理が楽しめるレストランです。おしゃれでスタイリッシュなレストランで、心地よい波の音を聴きながらのランチ、夕日を眺めながらのディナーなど、家族や恋人との心のこもった地中海料理が楽しめます。

イスラエル人も知らない隠れたリゾート地、クファール・ハヤム。そこには楽しい時間を過ごすための全てが揃っています。イスラエルへ旅行に行く際は、ぜひクファール・ハヤムにも訪れてみてください。

それでは、次回をお楽しみに！レヒトラオット！さようなら！