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TRAVEL

死海でレア体験!西マサダで砂漠キャンプと塩の島上陸

by Ayano Sakamoto |2022年06月01日

イスラエルを代表する観光地と言えばテルアビブ、エルサレム、そして死海が思い浮かぶと思います。死海は湖水の蒸発が水分供給を上回り、非常に高い塩分濃度で浮力が大きく簡単に浮かぶことができるため、国内外の観光客に人気のスポットです。


今回は、死海浮遊以外の死海の楽しみ方を2つ紹介したいと思います。


塩の島の上を散歩する女性の写真です。
インスタ映えスポットの塩の島の上を散歩

死海のほとりの岩山にあるマサダ国立公園の麓で砂漠キャンプ

一つ目は、死海の西岸近くの岩山に立つ城跡マサダの麓での砂漠キャンプ。マサダ国立公園内の西マサダキャンプサイトで1泊し、翌朝にマサダ山頂から見る日の出が素晴らしいと教えていただいたので、日の出時刻に合わせてマサダに登りました。


西マサダキャンプサイトのシャワールームとトイレは新しく、宿泊者共用の冷蔵庫・電源・コンロも完備されているため、キャンプ初心者でもテントだけ持っていけば十分楽しめるキャンプ場でした。キャンプ場へはアップダウンと曲がりくねった道の連続なので、車酔いする方は酔い止め持参で行きましょう。


キャンプ場Webサイト:https://www.parks.org.il/camping


岩山に囲まれた砂漠にテントが貼られている写真です。
岩山に囲まれた砂漠で一晩キャンプ

6:10の日の出に合わせて、5:30に登山開始。登山道は整備されていますが、常に登りで階段が多く早々に息が切れます・・・。キャンプ場からの所要時間は約30分で、西門/ビザンチンウェストゲートからマサダ内に入りました。昼間と違い観光客がほとんどいない静かなマサダは、鳥たちのさえずりが響き渡り気持ちの良い空間でした。北の宮殿近くの高台から朝日が昇るのを待ちましたが、残念ながら雲の多い日で拝むことが叶わず、残念。


高台からは、死海と隣国ヨルダンを見渡すことができます。晴れていればもっとクリアで最高な景色が待っていますよ。


マサダの頂上まで続く坂と階段の写真です。
日の出時間に合わせてマサダ頂上まで坂と階段を登ります

マサダ頂上から見える死海と隣国ヨルダンの写真です。
6:10の日の出を待つもこの日は雲が多く太陽は拝めず・・・
目の前に見えるのは死海と隣国ヨルダン

死海に点在する塩の島に上陸してみた!

二つ目は死海の塩の島への上陸。塩分濃度の高い死海には、いくつもの塩で出来た島が点在しています。エン・ボケックよりも南で、イスロテル・デッド・シーホテル向かいの海岸線沿いに塩の島を見つけることができます。


ここにはシャワー室もロッカーもないので、夫と交代で入りました。島までは陸地から直接行けないので、水着を着用してください。死海の底は塩でゴツゴツしていているので、素足では危険です。ビーチサンダルは浮力で脱げてしまうので、足首で固定できるタイプのサンダル、もしくは水中用シューズを着用しましょう。


島までの水かさは大人の腰辺りまであるので、子供はサーフボード等に乗せて島まで運ぶことをオススメします。シャワーは、海岸線を北上して、パブリックビーチの無料シャワーを使わせてもらいましょう!徒歩圏内です。


海と太陽、そして太陽を眺める男性の写真です。
太陽と撮れば幻想的な写真に!

死海沿いに点在する塩の結晶の写真です。
死海沿いは塩の結晶だらけ

死海浮遊以外の死海の楽しみ方はいかがでしたでしょうか?死海にはまだまだ温泉や泥パックが出来るスポットなど、楽しめる場所がたくさんあるので、是非1泊して死海を満喫していただきたいです。