イスラエルをはじめ、中東諸国でよく食べられているタヒニとはゴマペーストのことで、ピタパンやフムスと一緒に食べたり、サラダのドレッシングとして使ったり、クッキーにしたりと、様々な料理に使われ愛されています。
イスラエルでも多くのメーカーからタヒニが販売されていますが、その中でもイスラエル最大のタヒニメーカー「アル・アルツ(Al Arz)」をご紹介します。
ナザレからイスラエル全土、そして世界へ
アル・アルツが誕生したのは1922年。イスラエル北部に位置するナザレの街で、小さなファミリービジネスとして始まりました。新鮮かつ自然な味わいにこだわり、特殊な製造方法で作られるアル・アルツのタヒニは、瞬く間にイスラエルの高級レストランや専門店で愛用されるようになりました。
業務用だけでなく家庭用も豊富に展開。イスラエルのスーパーでも購入可能です。イスラエル全土だけでなく海外へも進出し、過去3年間の売上成長率は30%を達成しました。
アラブ系イスラエル人向けLGBTQ団体をサポート
宗教や性別、人種を問わず人々を愛し、食べ物で人々を繋ぐというアル・アルツの信条のもと、LGBTQのアラブ系イスラエル人向けのホットラインを設立するべく、LGBTQ団体へ寄付を実施。社会保守主義が多く存在するアラブ系イスラエル人にとって、これは大きな出来事となりました。
日本では、江古田にあるイスラエル料理レストラン「シャマイム」でアル・アルツのタヒニを食べることができるので、ぜひ食べてみてくださいね。
アル・アルツ