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イスラエルは自然派コスメ大国！
日本でも一世を風靡し、安定の人気と品質の高さを誇る自然派コスメブランド、「ラリン」「サボン」「ガミラシークレット」。それぞれが異なる特徴を持った、この三大コスメブランドの共通項を、皆さんご存知ですか？
そう、この3つのブランドはどれもがイスラエル発であるということ！
イスラエルにはミネラル豊富な死海があり、その自然のミネラルをたっぷり使ったコスメブランド「アハバ」も有名ですが、死海のミネラルに限らず、砂漠性気候の厳しい環境で生き残る植物は生命力が強いのもまた事実。イスラエルでは、そんな自然の力を取り入れたコスメが、とても身近にあるのです。
そんな自然派コスメ大国イスラエルから、まだ日本ではあまり知られていない、けれど口コミ情報で人気急上昇中、私たちの環境と、体と心にとっても優しい、自然派コスメ3選をお届けします！
普段使っていたコスメが環境を汚染した出来事にショックを受けた創業者夫婦が開発したLavender（ラベンダー）
自宅の庭にあるエコロジー水循環システムに、普段使っているシャンプー液が入った水が間違えて流れ込んでしまい、池の魚やその周りの植物があっという間に全滅してしまったという経験を持つ創業者の二人、イドとタリ。「こんなシャンプーを私たちの体に、子供たちの体に、直接つけて大丈夫なのだろうか？」Lavenderブランド誕生のきっかけは、こんな二人の実体験でした。
夫婦二人はこの体験後、本当に環境にやさしく、自分たちを満足させてくれるコスメを探したのですが、ついには巡り会えませんでした。それならばと、自分たちでコスメを作る研究を開始。イドはもともと化学エンジニアで、産業分野で化学にまつわる開発に長く従事していました。けれど、この出来事をきっかけに、環境にやさしい製品の独自開発へと方向転換したのです。
Lavenderの製品は植物由来成分が100％のビーガン製品でもあり、また容器についてもリサイクルや環境のことを考えたつくりとなっています。
私がLavenderブランドのコスメを初めて使ったのは、プレゼントでセットになってついてきたデオドラント・クリームでした。それまで使っていたデオドラントはスプレータイプで匂いもきつく、スプレー缶のゴミの捨て方も難しい。それに、一般のデオドラントに含まれているアルミニウムが体に悪いという記事もどこかで目にして気になっていたので、早速こちらを試してみることに。
Lavenderのデオドラントは、体臭の上に強い匂いを吹きかけてごまかすタイプでなく、匂いの元である雑菌の繁殖を抑えるタイプのもの。デオドラントそのものの匂いは強くないのですが、すっきりとした清潔感が病みつきになり、また、自分の好きな香水もデオドラントの匂いのことを気にせずに使えるという利点も！一度このデオドラントクリームを使ったら、以前のデオドラントには戻れなくなってしまいました。
Lavenderの製品は純度の高い自然のアロマオイルが使われています。それを薄める原材料が入っていないので、どの製品を買う時も、店員さんは「たくさんつけ過ぎないで下さい。少量を使えば十分ですから」と言うのです。一つ一つ丁寧に心を込めて作られたラベンダーのコスメには、自然の力がぎゅっといっぱい詰まっているのが実感できます。
https://www.lavender-cosmetic.com/
イスラエル北部、ガリラヤ湖畔の豊かな自然の中で誕生したLavido（ラヴィド）
Lavidoの創業者、イド・マガールはイスラエル北部にあるガリラヤ湖畔の小さな町に住むセラピストで、ハーブと植物についての造詣が深く、自然の力を最大限に引き出す才能に恵まれていました。もともとは、親戚が悩まされていた赤ちゃんのおむつかぶれに効くクリームを、彼が作ったことがこのLavidoブランドの始まりです。
Lavidoは、すべての製品の90％以上が自然の植物性由来成分でできています。また動物性由来の成分は一切使わず、もちろん動物実験も行われていません。
そんなピュアな力を持ったLavidoの製品は、その使い心地と効果が抜群。そんな私も、Lavidoファンの一人なのですが、そもそもの出会いは、私が住んでいる小さな町にあるLavido販売店に併設されている小さなカフェで、お会計のレシートについてきたクリームのサンプルなのです。乾いた肌が植物のエッセンスをごくごくと飲むような感覚。細胞の隅々まで植物の力が染み込んでいき、肌が生き返るような気持ちになったものです。多くの化粧品で私が気になる、肌に油をペタッと塗りつけて膜を作る、というような感覚はまったくありませんでした。
そして調べてみるまでは知らなかったのですがこのLavido、実は口コミで人気が広がり、アメリカのセレブの中にもコアなファンがいるとの情報も。また、アメリカ版「ELLE」の「地球上の美容アイテムベスト5」にアイクリームが選出されるなど、イスラエルの田舎町の片隅で生まれた自然派コスメ「Lavido」は、今や知る人ぞ知る、グローバルな実力を持ったブランドとしてその地位を確立しつつあるのです。
ユダヤの神秘、カバラの秘密とパワーストーンを閉じ込めた石鹸。精神の安定と心の自由を生み出すコスメ、Seventy Two （セブンティートゥー）
日本ではちょっとなじみの薄いカバラですが、あのマドンナが傾倒していたと言われるユダヤ教を基とする神秘的な思想体系、そういうと思い当たる方もいらっしゃるかもしれません。キリスト教圏では神秘、密教的な響きが含まれるカバラですが、本家本元のユダヤ教においては、神の教えを守ろうとする「伝承の教え」と捉えられています。
カバラの思想を基にしたエネルギーコードが刻印された、Seventy Twoの石鹸は、ユダヤ教発祥の地であるイスラエル在住の日本人、秋元ゆかりさんが一つ一つ手作りしているもの。厳選された100％天然の植物由来の原料のみで作られ、化学物質や動物由来の原料は一切使われていません。また、リサイクル可能な素材を利用し、売り上げの一部は植樹のために使われるという、環境にも優しいもの。
Seventy Twoの石鹸が特別なのは、自分の好きな種類の石鹸を選ぶという時点で、すでにあなたの心に影響が及ぶというところ。自分のためであっても、プレゼントとして誰かのために選ぶのであっても、カバラのエネルギーコードを知るということが、精神開放の入り口なのです。
とはいえ正直なところ、難しいカバラの本当の意味を、私自身がどれほど理解しているかは定かではありません。それでもエネルギーコードの内容が石鹸の名前となっていて、それを選んでいるだけでも、心がきれいに洗われていくような気がします。
「א.ל.מ ネガティブな思考パターンを手放す」
「מ.נ.ק 現実を創造する」
「ד. מ.ב 本質の覚醒」
というように、自分の心が今、必要としている石鹸を見つけることができます。
実際に石鹸を使っていくと、つい深呼吸してしまいたくなるナチュラルで高品質なアロマの香りと、石鹸の中に仕込まれている天然のクリスタルが、徐々に心に働きかけていきます。石鹸が終わった時に生れ出る天然クリスタルのペンダントとともに、自分自身が新しく生まれ変わるような感覚に包まれる、これは、「心の石鹸」なのです。普段使いで日々心を浄化していくのもよし、特別な機会に心を清める儀式として使うのもよし、目に見える物質的な汚れを落とすだけでなく、精神を一段高い場所に引き上げてくれる、それがSeventy Twoの石鹸です。
奥が深いイスラエルの自然派コスメ
以上、ご紹介した、環境、体、心にやさしいイスラエル自然派コスメ３選、いかがでしたか？実はこの記事を書くにあたり様々なイスラエルのコスメ情報を集めたのですが、地方で受け継がれている伝統的な石鹸や、外国への進出を果たすも失敗して撤退していったブランド、それといった特徴も捉えどころもないのに愛されている国民的コスメなど、思っていた以上に、様々なコスメブランドとの出会いがありました。
そんな裾野の広いイスラエルの自然派コスメの中でも、選りすぐりのブランドたち。ぜひ一度機会があったら試してみてください。きっと確かな満足感が得られるはずです。
