Share

FASHION

使い古しのカイトサーフィンとパラシュートでバッグを製作し、
人身売買の犠牲者に仕事の機会を与える

KitePrideの秘められた物語

by ISRAERU 編集部 |2021年01月25日

テルアビブの小さな工房で、KitePride社は、古いカイトサーフィンとパラシュート、そして今まで使われたことのないような素材から、手作りのリサイクルバッグを作っています。しかしそのリサイクル事業とは別の側面を彼らは持っています。それは、人身売買から助け出された犠牲者たちに、経済的支援と社会的、そして心理的な支援を行う職場を提供する事です。



KitePride社のオーナーである、Mati & Tebea Oppligerは、6年前にスイスからテルアビブにやってきました。ヨーロッパにいる時から、Tebeaは人身売買と売春から助け出された人々を支援する活動に携わっていました。やがて、イスラエルにやってきたMatiと恋に落ち、彼らは、そのミッションへの敬意と社会貢献への想いから、3人の子供たちと共に、テルアビブへの移住を決心したのです。



彼らは現在、イスラエルでKitePride社を経営しています。常に新しい素材を追い求め、そして従業員たちに支援の道を与え続けているのです。一つ一つが手作りで作られる彼らの製品は、一つ一つが異なる個性を持った作品に仕上がっています。バッグやマスク、そして様々な用途の様々な形の製品が、高い付加価値を持ったファッションアイテムとして仕上がっているのです。


最近メディアでは、Maya Wisniakの話が話題になりました。2020年の夏、ボーイフレンドによって殺された少女の物語です。KitePrideは、彼女を追悼するため、強い主張を持って彼女の描いた絵を製品化しました。



また、イスラエルをリードするデザイン学校、シェンカーとのコラボレーションも行っています。生徒たちは、KitePrideの手法そして指南に沿って新たなデザインを開発し、ブランドに新たな息吹を与えています。


// 埋め込みタグ

詳しくは、彼らのサイトをご覧ください。


https://kitepride.com/