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CULTURE

待望の初来日公演!情緒溢れる中東サウンドで世界を魅了するライト・イン・バビロン

by ISRAERU 編集部 |2023年06月14日

力強い歌声と感情に訴える情緒溢れる中東サウンドで、聴くものの胸を熱くし、そして魅了し続ける「ライト・イン・バビロン(LIGHT IN BABYLON)」。トルコで誕生したライト・イン・バビロンのYouTube再生総数は3,000万回を超え、今世界で最も注目されるバンドの一つであるといっても過言ではありません。そんな彼らの音楽を生で堪能できる初来日公演が2023年7月に開催されます。



路上からYouTubeを通して世界へ

イラン系イスラエル人のミハル・カマル(ヴォーカル/パーカッション)、トルコ人のメテハン・チェフチェ(サントゥール・サンスラ)、フランス人のジュリアン・デュマー(ギター)の3名で構成される多国籍トリオ、ライト・イン・バビロン。2009年ミハルとジュリアンが出会い、デュオを結成、翌年2010年にメテハンと出会い、現在のライト・イン・バビロンが結成されました。



トルコ・イスタンブールのイスティクラル通りでストリートライブを開始すると、そこには大勢のオーディエンスが。そしてストリートライブの様子がYouTubeにアップされると、瞬く間に再生回数が増加しました。



その後もストリートライブを続ける一方、音楽クラブ、文化センター、フェスティバルなど、大きなステージでも演奏する機会を得るようになり、現在ではトルコを飛び出し、ヨーロッパを中心に活動しています。


日本でも多くのリスナーを魅了

今回が初の来日公演となるライト・イン・バビロンですが、既に日本でも多くのリスナーを魅了しています。



ヨーロッパとオリエント世界の交差点であるトリコのストリート発。ペルシャ、バルカン、セファルディ(スペイン系ユダヤ人)の音楽を自在にミックスし、力強くと解き放つ彼らの歌とサウンドは、国境で隔てることのできない様々な“繋がり”を聴く者に再認識させる。

吉本 秀純(音楽ライター)

これだけ簡単に様々な音楽が手に入る時代になったにも関わらず、未だ知らない音楽は山ほど存在している。音楽を生業としている身としては常にアンテナを張っているが、自分の想定外のものには中々出会う事が難しい。そんな時に出会ったのがこのLIGHT IN BABYLONだった。

多国籍のミュージシャンから作り出されるパワーに溢れるこの音楽こそが、僕の中には存在せず僕が探していた音楽だ。

野崎 良太(Jazztronik)

ライト・イン・バビロンの多くの歌がヘブライ語で歌われており、リスナーの中には歌詞の内容を理解していない人も多くいるでしょう。では一体なぜ、歌詞の内容を理解していない人々でさえ、こんなにも胸が熱くなるのでしょうか。その答えについて、ミハルはこう述べています。


私たちの曲は国境を越えた多くの人々の間を旅します。例えば、私はイスラエル人で、ほとんどヘブライ語で曲を書いています。私はイスラエルのパスポートを持っているので、入国を許されていない国がたくさんあります。

私の身体はそこに行くことは出来ませんが、私たちの声は遠く離れたあらゆる場所に飛び、人々は私たちの音楽を聴いて『私たちの音楽が彼らにどれほどの力を与えたか、困難な時期を乗り越えるのを助け、音楽を通して視野が広がった。』など、多くの国から私たちにメッセージを送ってくれます。音楽は自由に旅をする事ができ、音楽に国境はないのです。



来日公演スケジュール


​Light in Babylon Japan Tour

7/14(金)【東京】南青山 BAROOM ▶ 詳細 

​7/15(土)【東京】国分寺市立いずみホール ▶ 詳細

7/16(日)【神奈川】海老名市文化会館 ▶ 詳細

7/17(月祝)【埼玉】所沢市民文化センター ▶ 詳細

7/19(水)【静岡】浜松市楽器博物館 ▶ 詳細

7/20(木)【広島】広島市 西区民文化センター ▶ 詳細

7/22(土)【島根】安来市総合文化ホール ▶ 詳細

7/23(日)【兵庫】伊丹 アイフォニックホール ▶ 詳細

​後援:イスラエル大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ


ライト・イン・バビロン