Share

CULTURE

東京国際映画史上初唯一の二度グランプリ受賞を誇るイスラエルの巨匠ニル・ベルグマン監督による最新作「旅立つ息子へ」が3/26より公開

by ISRAERU 編集部 |2021年03月16日

(c) 2020 SPIRO FILMS LTD.

実話に基づく感動作「旅立つ息子へ」

デビュー作「Broken Wings」が世界で賞を受賞し、華々しい映画監督デビューを飾ったニル・ベルグマン。イスラエルを代表する映画監督の一人として、世界で広く知られています。

そんな彼の最新作「旅立つ息子へ」が、3/26(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開されます。


(c) 2020 SPIRO FILMS LTD.


最新作「旅立つ息子へ」は、自閉症スペクトラムを抱える息子と、その息子を男手ひとつで育てる父親の絆の物語。世界で一番愛する息子のため、キャリアを捨てて、子育てに人生を捧げた父親に突然の別れが言い渡されるものの、一緒にいたいという共通の思いに駆られた父子は、金もあてもない旅に出ることを決意します。しかしその旅の中で目の当たりにしたのは、これまで気づかなかった息子の成長。親だけの力ではどうしようもできない事実を突きつけられ、父親の心は砕け散ります。一体、2人の逃避行の行方はどうなるのか―。


(c) 2020 SPIRO FILMS LTD.

(c) 2020 SPIRO FILMS LTD.

この作品の監督を務めたニル・ベルグマン氏は、これまで2度グランプリを受賞した東京国際映画祭に監督として日本を訪れるほか、プライベートでも日本を訪れるほど大の日本好き。今回、日本で上映されることに対して、「この映画では、日本的なものを感じてもらえると思っていますが、それが何かは私はうまく説明することができません。きっと皆さんの方が、発見し、理解してもらえるものと信じています。この映画を観て、共感して、楽しんでもらえますように願っています。そして近い将来、お会いできる日が来ることを心待ちにしています。」と述べています。


Embed from Getty Images

作品情報
タイトル:旅立つ息子へ
原題:Here We Are
公開日:2021年3月26日(金)
公式ウェブサイトはこちら

配給:ロングライド
監督:ニル・ベルグマン
脚本:ダナ・イディシス
撮影:シャイ・ゴールドマン

製作年:2020年 製作国:イスラエル・イタリア 尺:94分
言語:ヘブライ語

2020 年ミルバレー映画祭正式出品
2020 年チューリッヒ映画祭正式出品
2020 年シンガポール国際映画祭正式出品
2020 年レイキャビク国際映画祭正式出品
2020 年イスラエル・アカデミー賞 監督賞、脚本賞、主演男優賞、助演男優賞受賞
2020 年モンペリエ地中海映画祭 観客賞受賞
2020 年バリャドリッド国際映画祭 男優賞受賞
2020 年エルサレム国際映画祭 脚本賞、男優賞受賞

​© 2020 Spiro Films LTD.