
今回紹介するのは、彼女がアーティストとしてキャリアをスタートさせた時から著者が追い続けている、若手アーティストのアンナ・ミルキンです。モスクワ出身、ベルリンとテルアビブを拠点に活動するアンナは、近年イスラエルやヨーロッパを中心に作品を展示しています。
36歳
約2年前にベルリンに引っ越し、テルアビブとベルリンを行き来するつもりが、渡航制限につきベルリンに滞在中。

―――紙にカラフルなコラージュを施した新シリーズが気に入っているのですが、これは新しい技法なのでしょうか?また、創作プロセスについても教えてください。
柔らかなパステルカラーで着色した紙を用いてコラージュ作品を制作しているのですが、本当に楽しいです。グラデーションやテクスチャーの異なるカラフルな紙を用意するだけの日もあります。このプロセスはとても直感的で、事前に計画はしません。それらの紙をカットしてコラージュに混ぜ、最初の色に別のレイヤーを加えるのです。それぞれのステップで、私自身の記憶や感情的な経験に結びつけて、総体的で包括的な性質として強調するために、作品に誠実さをもたらします。

―――ベルリンでお気に入りのアートな場所は?
最近では、Martin-Gropius-Bauのエキシビションハウスでの展示が最も刺激的です。ここを訪れると、いつも疑問と発見の両方が得ることができます。
―――テルアビブの秘密のスポットは?
46 アレンビーストリートにあるThrash addiction shopですね。 私のお気に入りのTシャツはすべて、Yaniv Sharon氏が経営するこの魔法のようなお店で購入したものです。

―――あなたの隠れた才能を教えてください。
ピクニックです。
―――まだ達成していない目標がありますか?
私の目標は常に変化していますが、目の前の課題に集中するようにして、常に新しい冒険を夢見ています。最近では、参加型で遊び心のあるARなどの実体験のように感じるインスタレーションに取り組んでいます。
テキスト:Art Source