タイム誌が選ぶ「BEST INVENTION OF 2021」リストには、「世界をより良く、よりスマートに、そしてちょっと楽しくする発明品」が100品目選定されています。そのうちの4つはイスラエルのものでした。
•ElectReon ワイヤレス車両充電技術、輸送部門
•SupPlant アグテックソリューション、一流農業部門
•OrCam Read 利便性部門
•Percepto AIM 自動検査、人工知能(AI)部門
ElectReon
ElectReonは、商用車、公共車、乗用車用の路上ワイヤレス電気自動車(= EV)充電技術を発明しました。EV走行中、また道路上で静止している際に、ワイヤレスで充電を行います。同社は、北米への事業拡大を目標に、ドイツ、イタリア、スウェーデン、イスラエルで商業化前のプロジェクトに取り組んでいます。
SupPlant
SupPlantは、センサーを使用して作物の温度と水分を監視し、収穫量の最大化を図る14カ国の農家に高精度の指示を提供しています。発展途上国の4億5000万人の「小規模な農家」を対象としたセンサーレスアプローチを次に発売する予定です。
OrCam Read
OrCam Readは、印刷面やデジタル画面からテキストを円滑に読み取るスマートカメラを備えた初めてのハンドヘルドデバイスです。軽度の弱視、読書で生じる疲労、失読症などの読書障害のある人、および大量の文章を読む人をターゲットにしています。
Percepto Autonomous Inspection and Monitoring(AIM)
Percepto Autonomous Inspection and Monitoring(AIM)は、現場向けのソフトウェアソリューションであり、ドローンやロボットを使用して、点検、緊急対応、およびセキュリティを自動化します。データキャプチャからAIを活用した見通しやレポートの作成まで、Percepto AIMはフォーチュン500に名を連ねる世界中の大企業で使用されています。 2022年のAIMアップグレードは11月17日に公開予定であり、新たにAIを活用した、太陽光、鉱業、エネルギー、石油およびガスなどの特定のセクター向けの分析機能を含む予定です。
2021年のリストを作成するために、TIME誌は、オンライン申請プロセスだけでなく、世界中の編集者や取引先からの推薦も収集。続けて、独創性、創造性、有効性、野心、影響力などの観点から各候補者の評価を行いました。
情報提供:ISRAEL21c
テキスト:Abigail Klein Leichman