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BUSINESS

サッカー界のスター、メッシがAI搭載型視覚支援デバイスを製造する「オーカムテクノロジーズ」のアンバサダーに就任

by ISRAERU 編集部 |2020年09月11日


リオネル・メッシ氏がオーカムテクノロジーズのアンバサダーに就任

最先端のAIテクノロジーとコンピュータービジョン技術を活用し、視覚障がいや弱視に悩む方の生活向上をミッションとするイスラエル発のスタートアップ「オーカムテクノロジーズ」は10日、サッカー界のスター、リオネル・メッシ氏が同社のアンバサダーに就任したことを発表しました。またメッシ氏は、同時に発足された「OrCam Dream Team」プロジェクトにも参画し、目の不自由な方のクオリティ・オブ・ライフ向上をサポートします。


メッシ氏はオーカムテクノロジーズのアンバサダー就任に関して、次のようにコメントしています。


「世界中から集まった、視覚障がいを抱えながらも前向きに⾏動する素晴らしい⽅々に会えた時は、それはまさに夢のような感動的な瞬間でした。『OrCam Dream Team』のメンバーの⼀⼈ひとりがオーカムマイアイを装着しているのを⾒たとき、これが間違いなく彼らの⼈⽣を変えるデバイスになると確信しました。オーカムテクノロジーズのアンバサダーとして、⽬の不⾃由な多くの⽅々の⼈⽣に変化をもたらすことができることを誇りに思います。」


本発表がされたプレスカンファレンスには、元サッカー日本代表で日本障がい者サッカー連盟会長を務める北澤豪氏、日本ブラインドサッカー協会 専務理事 兼 事務局長を務める松崎英吾氏のほか、ブラインドサッカー男子日本代表強化指定選手の加藤健人氏がオンラインで参加。「OrCam Dream Team」や日本ブラインドサッカー協会とのコラボレーションについてのトークショーも行われました。


左から日本障がい者サッカー連盟会長 北澤豪氏、日本ブラインドサッカー協会 専務理事 兼 事務局長 松崎英吾氏、オーカムテクノロジーズ 日本統括責任者 柳平大輔氏


日本ブラインドサッカー協会日本代表加藤健人選手もプロジェクトに参画。メッシ選手との対面が実現。

スペイン・バルセロナで対面した加藤選手とメッシ選手

今回発表されたプロジェクト「OrCam Dream Team」には、メッシ選手に加え日本ブラインドサッカー協会日本代表加藤健人選手も参画。テクノロジーのもたらすソリューションが、様々な障がいを持つ人にもっと身近な存在となり、また世界中の障がいを持つ人々やコミュニティが直面している問題について、広く知ってもらうことを目的とした啓蒙プロジェクトです。


今年2月にはプロジェクトの一環として、世界中から目の不自由な方をスペイン・バルセロナに十数名集め、メッシ氏との対面が実現。また「オーカムテクノロジーズ」が製造する視覚支援デバイス「OrCam MyEye2 オーカムマイアイ 2」が、メッシ氏より直接進呈されるなど、事前にメッシ氏との対面について知らされていなかった参加者にとって、嬉しいサプライズとなりました。


スペイン・バルセロナにてメッシ選手と対面

対面の様子は下記動画でご覧ください。



オーカムテクノロジーズではメッシ選手、加藤選手とともに今後も本プロジェクトを継続。今後の展開も見逃せません。


オーカムテクノロジーズ ジャパン

ウェブサイト

https://www.orcam.com/ja

Facebook

https://www.facebook.com/OrCamJP

Twitter

https://twitter.com/Orcam_Japan


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