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BUSINESS

イスラエル発のロボタクシーが来年ミュンヘンでデビュー

近年自動運転車の路上走行を許可する法律を制定したドイツは早期テストに最適な場となっている

by ISRAERU 編集部 |2021年10月06日

Yonatan Sindel氏により撮影されたMobileyeのロゴの写真です。
Mobileyeは2022年にミュンヘンにてロボタクシーの実証実験を開始すると発表。Photo by Yonatan Sindel/Flash90

イスラエル屈指の自動運転技術を持つMobileye社とその共同会社は来年、ロボタクシーの実証実験をミュンヘンで開始します。


ミュンヘンで開催されたIAAモビリティ会議にて、ロボタクシーサービスの企画が公表されました。Intel社のCEOであるパット・ゲルシンガー氏とSixtSE社のCo-CEOであるアレクサンダー・シクスト氏は共同事業を発表し、無人タクシーの送迎サービスをSixt AppとMoovit Appの利用者に提供すると約束しました。


Intel社は、2017年にMobileyeを過去最高の153億ドルで、昨年にはMoovitを約9億ドルで買収しています。対して、Sixt社はドイツに本社を構える国際的なモビリティサービスの提供社です。



CEO達は、Mobileye社が初めて商用自動車本体に完全に統合された自動運転システムを搭載するとも明かしました。


ドイツは最近、路上での自動運転車の走行を許可する法律を制定し、ミュンヘンでのロボタクシーの実証実験を来年から可能にしました。テストや規制当局の承認後、自動車は商業運転へと移行します。


Mobileye社は、Sixt社のような強力なロジスティクスと運用パートナーにより、世界中の都市で完全な自立性を約束できるとCEOであるアムノン・シャシュア氏は言います。「ドイツが先陣を切ることを大変嬉しく思っています。」


情報提供:Israel21c

テキスト: Naama Barak