
10月13日の閉幕をひかえ、連日20万人を超える来場者でにぎわっている大阪・関西万博。イスラエルパビリオンも、多くの来場者で常に満員の盛況ぶりです。今回は、グッズショップで何が売れているかをチェック!日本人が求めるイスラエルの魅力とは?
旧約聖書にも登場するデーツが人気No.1
ただの展示ではなく、エルサレムの「嘆きの壁」にメッセージが送れるインタラクティブなワクワク感で人気を集めているイスラエルパビリオン。展示を観てイスラエルの「いま」に触れた後、多くの来場者がグッズコーナーに足を止め、記念にグッズを買い求めています。みんながこぞって買っているグッズから、日本人がイスラエルのどこに興味があるのか探ってみましょう。
まず、ダントツで人気を集めているのはデーツ。暑さや塩害に強く、生命力の高い植物として知られるヤシ科の高木「なつめやし」の果実で、木の上で熟して乾燥させるドライフルーツです。中東では600を超える品種が栽培されているといわれますが、イスラエルパビリオンで販売されているのは“デーツの王様”とも言われるマジョールデーツ。大粒でしっとりとした食感、干し柿のような深い甘みが楽しめて、日本人にも好まれる味わいです。
スタッフにお聞きしたところ、中東の国がたくさん参加している万博なので、いろいろな国のデーツを買って食べ比べる方もいらっしゃるとか。万博ならではのユニークな楽しみ方ですね。
旧約聖書に登場する「イスラエル七産物」のひとつで「蜜」と呼ばれるデーツ。さらにデーツが実るナツメヤシは、「生命の樹」のモデルともいわれています。イスラエルの方々は本当にドライフルーツやナッツが好きで、とくにデーツは大好物!読者の皆さんも、マジョールデーツを食べて、イスラエル気分を味わってみませんか?

世界で人気のビールやワインも登場!
1950年、イスラエル初のドラフトビールとして誕生した「ゴールドスター」は、イスラエル国内でシェア33%を誇るNo.1ビール。とくに注目を集めているのが、醸造の最終プロセスでろ過せずに、酵母を残したまま瓶詰めする「アンフィルタード」です。ダークな色合いですが味はまろやか、雑味がなくすっきりした飲み口は世界中で人気を集め、イスラエルパビリオンでも手にとる来場者が多いビールです。

ワインは、ワインは、「JERUSALEM WINERY」「TEPERBERG」「BARKAN」など、イスラエルを代表するワイナリーから自信作がラインナップ。
今回は、イスラエルのトップ生産者として世界中のワイン評論家に認められているワイナリー、ヤルデンの赤と白がラインナップ。「ヤルデン カベルネ・ソーヴィニヨン」は、“イスラエル赤ワインの第1位”にランキングされた実績を持ち、チョコレートやなめし革のニュアンスに加え、凝縮された果実味が口の中で華やかに広がるフルボディの辛口です。白ワインは、トロピカルフルーツ、新鮮な洋ナシ、ピリッとする柑橘類、うっとりさせられる花など複雑なアロマが香り立つ「ヤルデン シャルドネ」。どちらも、イスラエル航空のファーストクラスで提供される逸品。この機会に、知る人ぞ知るイスラエルワインと出会ってみませんか。


死海の塩でキレイを目指そう!
イスラエルといえば、まず死海を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。そして、死海の塩を使ったビューティアイテムも気になるところです。イスラエルパビリオンのショップでも、死海の塩を使ったスキン&ボディケア製品は人気で、店頭に出てもすぐに売り切れてしまうものも。一番のおすすめは、やはり死海の海水をそのまま天日乾燥して結晶化させた粒子径1.7~4.0mmのバスソルト。一般的な海水と比べ、約4倍のナトリウム、約20~45倍のカリウム、マグネシウム、カルシウムを含む死海のバスソルトは、自然の恵みそのもの。バスタブに入れてゆっくり癒しのひとときを愉しめば、まるでイスラエルで死海に浮かんでいる気分になれるかも。

イスラエルと日本の絆を再確認させてくれた大阪・関西万博のイスラエルパビリオン。残り2週間となった貴重な期間に訪れて、ぜひイスラエルの素敵な恵みに出会ってください。
大阪・関西万博 イスラエルパビリオン
10月13日(月・祝)まで 9:00~21:00
セービングゾーン コモンズ-C