イスラエル最南端に位置するエイラット。海岸線沿いには外国資本ホテルが立ち並び、国内最大のリゾート地として脚光を浴びています。テルアビブからは車で約4時間、道中の景色はビル群から砂漠へと移り変わり、最後には真っ青の紅海が目の前に広がります。今回は、コーラルビーチ自然保護区で熱帯魚ウォッチングをした後に、水中展望台海洋公園(Underwater Observatory Park)の水中展望台から、サンゴ礁と熱帯魚ウォッチングを楽しんできました。
コーラルビーチ自然保護区で熱帯魚“生”ウォッチング
エイラット中心部を抜け、エジプト国境方向に車を走らせること約10分で、サンゴと熱帯魚の生息地コーラルビーチ自然保護区に到着します。最後に海に入ったのがいつか覚えてないくらい久し振りなので、浅瀬で熱帯魚ウォッチングを楽しむことに。波も穏やかで、透明度抜群の海を覗けば足元を色とりどりの熱帯魚達がすり抜けて行くのが確認できます。このビーチは、スノーケリングが楽しめる長短2種のコースがあり、サンゴ礁ギリギリを横目に泳ぐことが出来るので、親子連れでとても賑わいを見せていました。
水中展望台から水陸両方ウォッチング
海中からもっとじっくりサンゴ礁や熱帯魚を見るために、コーラルビーチのほぼ隣にあるイスラエル最大の水族館、水中展望台海洋公園(Underwater Observatory Park)にも立ち寄りました。桟橋を渡り、海中に作られた水中展望台の窓からは、紅海の海底を自由に泳ぐ熱帯魚とサンゴ礁を見ることが出来ます。
展望台の階段を登れば紅海を挟んで左はヨルダン、右はエジプト、そして後ろを振り返れば砂漠といっぺんに見渡すことができます。
厚さ27cmアクリルパネルはメイド・イン・ジャパン!
水中展望台海洋公園には、水中展望台以外にもテーマごとに幾つもの水槽があります。その中でも印象に残ったのが、四国に本社がある日プラ株式会社の厚さ27cmのアクリルパネルを使用した、1,700㎡/300万ℓの海水が入ったサメの水槽。サメの他にエイ、サンゴ礁が展示されており、水槽の中を通り抜ける水中トンネルをくぐれば、まるで海中にいるかのような体験ができます。思いがけない場所でメイド・イン・ジャパンに出会えて嬉しくなりました。
今回立ち寄った場所
コーラルビーチ自然保護区
水中展望台海洋公園(Underwater Observatory Park)
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<まとめ>
コロナ禍で海外からの観光客がいないはずなのに、ホテルはどこも満室でイスラエル人からの人気も絶大のエイラット。今回は日帰り旅になったため、市街地ショッピングや砂漠をラクダに乗って散策するツアーなどやり残してしまい心残り・・・。
1日だけでは時間の足りないエイラット。ホテルを確保し、丸2日かけて制覇すれば、他では体験することが出来ない思い出を作れること間違いなし!是非、イスラエルにお越しの際は、エイラットまで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。