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BUSINESS

エンタープライズ・パスワードレス認証のパイオニアであるイスラエル企業「Secret Double Octopus」に日本のVCが出資

by ISRAERU 編集部 |2020年06月16日

国内を中心に様々な事業に投資を行う日本の独立系ベンチャーキャピタル「グローバル・ブレイン株式会社」(代表取締役社長 百合本安彦)が運営する、グローバル・ブレイン7号投資事業有限責任組合(以下、GB7号ファンド)、KDDI Open Innovation Fund 3号(以下、KOIFファンド)および、SFV・GB投資事業有限責任組合(以下、SFV・GBファンド)は、イスラエルを拠点とするエンタープライズ・パスワードレス認証のパイオニアであるSecret Double Octopus (CEO: Raz Rafaeli)への出資を発表しました。Secret Double Octopusのチーム・アプローチ・パスワードレス認証技術の持つ高い可能性が評価され、今後、主流となると思われるパスワードレス認証の潮流を牽引すべく、今回の出資が決定されました。



Secret Double Octopusとは?

Secret Double Octopus(CEO ラズ・ラファエリ)は、イスラエル・テルアビブに本社を構え、ヨーロッパやアメリカなど世界10箇所でオフィスを展開する、2015年にイスラエルで設立されたソフトウェア会社です。働き方が多様化する現在、Wi-Fiや個人の粉末経由で社内ネットワークやシステムにアクセスすることが増加しており、セキュリティ対策が非常に重要となっています。そこでこのセキュリティ問題を解決すべく、Secret Double Octopusは、より高度かつ安全に社内ネットワークにアクセスできるパスワードレス認証を提供。全ての認証シナリオを単一のプラットフォーム(SSO*)に集約し、アプリや他のプラットフォームのパスワードの必要をなくします。Microsoft Windows、macOS、Office 365、Salesforce、Wordpress、Slack、Dropbox、OpenVPNなど、主要なエンタープライズアプリケーションのほとんどに連携ができます。パスワードレス認証を導入することで、セキュリティ対策としてはもちろん、社内ヘルプデスクやパスワード管理のコストを格段に減らすことも期待できます。


デモ動画(英語のみ)

Secret Double Octopus

https://doubleoctopus.com/

*SSOシングルサインオン。1つのIDとパスワードを入力し、複数のウェブサービスやアプリケーションにログインする仕組みのこと。